内容説明
「きっと王城に宝具があるはずだ！」
カイとシエルたちは、時間魔法を操る難敵ゾフィーに対抗するアイテムを得ようと、城の地下迷宮に挑む。
苦難の末、カイたちは時を操作する宝石を入手するのだが、その潜入作戦自体、敵の巧妙な罠であった！！
カイたちの前に現れたのは、王宮聖騎士（ロイヤルパラディン）・序列四位、刀鬼のヤン。
最強の剣豪との戦いにカイは満身創痍になるが、〈虚空（ホロウ）〉の謎を解明したエルフ族のリリシアたちが救援に駆けつける！！
絶体絶命の危機に、カイ、シエル、リリシアの三人が生み出した、新たなる力とは！？
「疾風なる刃――〈青の零（ゼロ・アズール）〉！！」
信じあう心が奇跡を起こす、暗黒騎士と王女の物語。怒涛の第五幕！！
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cinos
19
読み出したら一気読み。カイとシエルの秘密、敵の正体が明らかになってきましたね。ヴィーを含めた三人協力プレイが絆を感じてかっこよかったです。〇〇まで斬ってしまうヤン（またつまらないものを切ってしまったと言ってほしかった）と、腐屍竜をむにゃむにゃがよかったです。次は最終決戦になりそうな感じですか？楽しみ。2019/11/28
真白優樹
9
時間を操る難敵、ゾフィーに対抗する為のアイテムを求め王宮の地下迷宮を探索する中、黒幕の罠が襲い掛かる今巻。―――混沌と虚空の先に蒼交じり、生まれ出ずるは極限の剣。 黒幕も出現し、地下迷宮を舞台に更なる強敵との死闘が巻き起こる今巻。 仲間を信じる、彼を信じる。だからこそ皆で。そんな彼等がまた一段と傷つきながらも一丸となって立ち向かい、その果てに究極の力と一つの結末が待っている巻である。戦いの果て、而して悪は絶えず、悪の裏に更なる悪の思惑は踊る。新たな戦いをカイとシエルは勝ち抜けるか。 次巻も楽しみである。2019/10/15
ぽたぽた根性焼き
1
【序列四位、刀鬼のヤン】今回の敵である彼も凄い。斬る事を極めんとする寡黙な求道者。その戦い振りは、「その技どんな修行したら身に付くの？」「斬るってそういう事じゃなくない？」「というか剣術じゃないよねそれ？」「それで斬ること極めてないなら、何をしたら極まるの？」という、冷静に思い返せばツッコミしか出てこないが、何故か読書中そんな無粋な疑問は全く感じさせない、熱い、熱い勢いの死闘の連続。バトル物を大好きな方へお勧めの本。…この調子でインフレしたら主人公よりも先に世界が持たないのでは…と心配になる一冊。2020/01/18
Ｋ
0
１2020/03/08
