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内容説明
神代の世以来、その神聖なる血を絶やさんと守られてきた日本の皇室。めくるめく権力闘争と大奥的な構造が、その制度を支えてきた。日本という国にとって、天皇および天皇制とはいかなるものなのか。戦後、評論界の鬼才とうたわれた大宅壮一が、「血と権力」という人類必然の構図から、膨大な資料をもとにその歴史と構造をルポルタージュする、唯一無二の天皇論!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ψ根無し草
4
今まで如何にして天皇というものを連綿と繋いで来れたのかと言う事と幕末までの宮家とその取り巻き、そして天皇を「玉」に例えた近世に至るまでの皇室の政治利用の歴史について書かれていた。天皇の存続について歴史に学べば何が最適解なのかという事についてこれを読んで改めて再認識した。2021/07/25
ドラコ
2
★★★2019/11/17
ゴリゾウ
1
天皇、この「玉」をにぎれば天下に号令しうるというところに天皇制の絶大な利用価値と危険な陥穽がある。-日本人自身の内に潜む意識形態の象徴としての天皇家の歴史構造を鋭く抉る。『文庫解説目録』 #7101990/02/04
ozmaax
1
初めての大宅壮一、博識だなー
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- 無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突…