小学館文庫キャラブン!<br> 死神執事のカーテンコール 時限爆弾の少年

個数:1
紙書籍版価格
¥660
  • 電子書籍
  • Reader

小学館文庫キャラブン!
死神執事のカーテンコール 時限爆弾の少年

  • ISBN:9784094066944

ファイル: /

内容説明

雰囲気探偵と死神執事の不可思議なぞとき!

 雰囲気重視で推理などろくにしない探偵・猪目空我は、古めかしい屋敷の一角で探偵事務所を開いている。まるで繁盛していないが、家賃が格安なのでなんとか操業できているのだが、くだんの屋敷の住人はワケアリお嬢様と、その側に近くに仕える自称・エリート死神の執事のみ。肝心の猪目は推理力に乏しいので、この怪しい探偵事務所でなぞときをするのは、主に美形執事の役割だ。執事は死神らしく、死者の霊を見る特殊能力がある。中でも特筆すべきは「カーテンコール」という力で、死にゆく人に願われると三回だけ延命に応じることができるというもの。この能力による不思議な出来事や、猪目のもとに舞い込んだ依頼を、彼らは力を合わせたり合わせなかったりしながら、解決しようとするのだが……。
 静かな屋敷に唐突に現れる押しの強い押しかけメイド、爆弾をほしがる制服姿の少年、少女たちの避暑地でのひと夏の思い出、外国からホームステイにやってきた死者。死神執事の「カーテンコール」で現れる謎めいた人物たちは、やがて真実の路を通って彼方へ還ってゆく。エリート死神執事×ハリボテ探偵が贈る、人生最後の謎とき「やりなおし」ファンタジー、第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっしー

23
前作ではライバルのような登場をしていた普通の探偵が、まさかのメイドとしてお屋敷にやって来ました。どこかずれているけれど、仲間が増えてワイワイしている様子は楽しそうでした。いまだに設定とかが掴めない部分もありますが、とりあえず美形祭りということは理解しました(笑2024/02/05

みどり

6
最終話がすごく切なかった。猪目さんがいい味をだしているんだけど、それ以上に、死神が人間的になっていくのが切ないね。 続き期待しないで待ち続けております。 2020/05/06

sunzyu

4
最後にちょっとぞわっとする今回のカーテンコール。名探偵は死神執事やゾンビお嬢様の存在を受け入れ、ほのぼのとした毎日を過ごしていました。そこに元・普通探偵のメイド希望者や依頼しに来た少年、避暑地で出会う少女、人類初の善良な死者がやってくる。どの話も面白くてちょっとシニカル。執事がより人間的になりお嬢様がより楽しそう。名探偵の人間力の高さに脱帽しつつ、ワクワクしながら読むことが出来ます。また、続きが読みたい。2020/01/13

capital

4
最後の青年が結局誰かわからなかった…

kinta

3
うわお、2巻目は飛んでも設定を地で奔る。探偵さんはメイドに鞍替え。そして、執事は…。人間の感覚を会得していくものの、やっぱりどこか筋違い感覚満載。お嬢様も格好いいねえ。物悲しさもすっとこどっこいもなんでもありの綱渡り感。久しぶりに痛快爽快。2019/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14389239
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす