内容説明
不安な夜も、孤独な朝も。
愛を信じられるようになりたい――。
【〝あの日〟の自分を思い出して涙が止まらない(28歳女性)】
【最後の言葉に救われました(19歳女性)】
SNSフォロワー22万人超!
恋愛ツイート等で若い女性たちの共感を集める
夏生さえりさん、2年ぶり待望のエッセイ集!
WEBマガジン「幻冬舎plus」大人気連載書籍化。
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あの靴が
似合わなくなったのは、
いつからだろう――。
20代後半。
着られなくなった服。
好きになれなくなったもの。
恋ってなんですか。
愛ってなんですか。
変わりゆく心と
向かいあった日々の先で、
彼女はひとつの答えに
たどり着く……。
みずみずしい感性と文体で
新時代の書き手が赤裸々に綴った、
悩める女性たちに贈るメモワール・エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月
3
さえりさんの本が好きで出るたびに読むんだけど、なんか今回のはイマイチ。不倫に片足突っ込んだとか浮気しても何も感じなかったとか書いてあってこんな人だったのかと思ってしまった。常にクリーンでいろというわけではないけど、わざわざ書く必要がないことを書くぐらいには悪いことをしたとは思ってないのでしょうか。2019/09/21
ゆずぽん
2
やわらかい言葉で綴られているので読みやすい。性格的に似ているような気がする。参考になるところも結構あったので、役立てたい2020/04/12
ゆゆ
2
自分の何気ない日常を 感じていく感情を 俯瞰して見ているかんじ だけどその行為こそが 日常のいとおしさを増長させている 自分の人生の近い経験や感情を 重ねて、思い出したり切なくなったり あの説明できないふわんとしたもやは、 わたしただけじゃなかったってほっとする 過去を受け止めて肯定して 未来を楽しむ 私も自分の人生を書きたくなるような素敵な本でした。 優しい文章もすてき。2019/12/06
koy_ou
2
素敵なエッセイ集。さえりさん好き。2019/10/12
きいろ
2
webで連載していた時から好きで読んでいたので、書籍化されて嬉しかったです。webとは違って紙の質感を感じながら、ひとつひとつ自分の中に落とし込むように大切に読み進めました。さえりさんの言葉に出会うたびに、自分の中の真っ黒いシミが淡く滲んで消えていく感覚があります。「不安定でも、それでもいいじゃない」この本にそうやって励ましてもらえた気がします。読んでよかった◎2019/10/01