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内容説明
男装の獣人少女×皇子 皇宮ファンタジー！
大ヒット作『黎明のアルカナ』の世界を受け継ぐ――新たなる物語！
半人半獣の希少種――亜人。
彼らは人間に虐げられ、支配されていた。
亜人の少女・藍月は男と偽り
第四皇子・天耀の“従獣”として皇宮に参内する。
すべては弟の敵…天耀を暗殺するために。
「この地獄のような世界で…まだ喜びに震えることができる。
この男を殺せる…待ち望んだ機会に――！」
しかし藍月が見たのは、天耀の意外な素顔で…！
美しき獣が世界に挑む、新幻想叙事詩、開幕！！
巻末には前作『水神の生贄』の最終回のその後を描いた特別編も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
19
設定が萌える。人間と獣の特性を持つ亜人に二分される時代。亜人は人以下の扱い。女であることを隠して第四皇子の従獣になった藍月をこの世に留めるのは弟の蘇月を殺したヤツに復讐することだけ。その為だけに地獄と絶望の中を生き抜いてきた。藍月は華奢で睫毛が影を落とすほどの眼差し。そして従獣とは、人知を越えた神秘の異能を持ち、アルカナとも呼ばれる。そして頁の所々に差し込まれる、藍月と第四皇子天耀のデッサンは必見。眼差しと顎のラインが素敵。時々、感情を失うような暗い表情の藍月のアップも良い。2020/04/19
パンジャビ
11
前作アルカナを少ししか読んでないので（あらすじは知ってるけど）王の獣の方は気になってたけど躊躇してた。前作知らないと楽しめないかなーと思って。でも世界観が同じでも話は違うと聞いて早速トライ。前作アルカナや、水神様に比べて、背景の書き込みが多いのが嬉しい。そして登場人物が美麗で目の保養〜！天耀はめっさ好きなキャラ。藍月のちょっと冷めた目つきとか凄くいい。しかも最後に水神様の番外編入ってて超嬉しい。読んでよかった…若干中途半端感は否めないが（今後の2人の展望が見えなくて）人間体の水神様もめちゃイケメンだった。2021/07/07
かなっち
10
ファンタジー系が好きなので、2巻も同時に読みました。藍月がカッコ良くて（女の子だけど）好きだけど、復讐に走らせるほどの亜人への扱いが酷くて胸が痛いです。どうか、天耀の深い愛情で癒されてほしいですね。2019/11/23
藤崎
9
ケモ耳、男装、復讐、皇子、異能。そして美麗作画…。なにもかも好き。黎明のアルカナ読んでたけどもうだいぶ忘れてしまってるなぁ。読み返したい。2020/07/08
わち ⊱^>ω<^⊰ฅ
9
著作権うんぬんで好感度が下がってますが。出版業界がこれに疎と引いてしまう。 あと､男としてる段階で壁ドンね。早い。 同時発売の2巻いってみます。2019/10/15
