ＲＯＬＥ＆ＲＯＬＥ（３）

著者名：佐藤水彦【原作】/相羽紀行【漫画・漫画原作】

講談社（2019/09発売）

• ISBN：9784065163894

内容説明

狩人たちとの死闘の末、再び「災害の日」を退けたアサト。しかし、敵の正体は街を覆う霧のように掴みきれずにいた。
このままでは惨劇の連鎖は止まらない…。この運命を断ち切るべく、アサトの元に真の怪物に変容したROLE&ROLEたちが集う。ついに怪物たちの反撃が始まる!! 「大切なものを守りたい」…アサトの願いは、この不条理に打ち勝てるのか――!? ダーク・バトルファンタジー、ついに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なけなしの不安要素]

『ROLE＆ROLE』は「演者を演じるもの」という意味合いだった。造語“コスプレ特区（狼男などの怪物を演じることが街の義務）”にはワクワクさせられたが、「誰が何を演じているのか？→見破られたら死亡」のような（人狼のルールを下敷きにした役割あてゲームみたいな）展開に持ち込めて心理戦ができそうだったのに、単純なバトルものとして落とし込んでいて残念だった。

2022/01/19