内容説明
最愛のシャーロットを醜悪な魔の手から救い出したゼオ。しかし魔物の身であるがゆえに、ゼオは彼女の元を離れ、人の目のない魔物の跋扈する樹海の奥に身を隠していた。いつの日か、人間と交流できるようになることを夢見て。そんな人間らしい生活を送るために努力していたある日、突如としてゼオの手の上に1人の青年が落ちてきて――? 一方、聖職者として巡礼の旅に出たシャーロットの元にも、助けを求める犬耳獣人の少女と、少女を自らのハーレムに加えんとする勇者が姿を現していた。それぞれの出会いが1つに重なり、やがてゼオとシャーロットを運命の渦に巻き込んでいく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
12
続けて購入。絵はとても良かった。 物語はゼオと探すシャーロットが訪れた街で色々あり、婚約者を裏切って勇者を選んだ女の子二人が酷い目にあわされる話。 これは個人的な嗜好の関係で作品は何の問題もないんだけれど、一巻と比べて主役二人がほとんど話の外に居るせいか、全体的になんともぼんやりした印象しかなかった。ゼオも健気とか滑稽というより、作者の都合でセネルと一緒に居させられているとしか思えなかったのが残念。2019/10/01
菊地
1
ざまぁされる側が同情の余地がないくらい尻軽だったので、徹底的にやってくれてホッとした。2020/07/23
ルタベガN
0
実はこれ、不条理ギャグだろ。そう考えれば、ざまぁが御都合主義的に炸裂する事も下ネタ(下から色々漏れるネタ)が多い事も説明がつく。 そして、ベースがギャグで偶に真面目展開やバトル展開があると5割増しで面白いよね。そう「銀魂」みたいな。読んだ事ないけど!2019/09/12