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内容説明
いつもどこかのトイレにいる幽霊の花子さんは、
なぜ地縛霊になったのか?
乗客乗員600人が消えた新幹線、
殺人の告白が記されたタイムカプセル、
「トイレの花子さん」を名乗る幼女…。
あらゆる種類のトイレで
花子さんが訳ありな人たちと出会い、
謎を解き明かし自らの謎に近づく
珠玉のハートフルストーリー、下巻。
施川ユウキ初小説!
新装版刊行にあたり小説版『ハナコ@ラバトリー』【後編】を
書き下ろし収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
トイレでしか存在できない地縛霊である花子だが、逆に言えば、トイレのある所ならどこにでも現れることができる。新幹線にも、ショールームにも。もっと言えば、おまるを持てば、自由に外出もできる。その発想が面白い。最終話は前後編で、花子の出自が明かされる。これがまあ、見事なエンディング。さすが、施川ユウキ。それと、新装版には書き下ろし小説が収録されてて、それもいい。そもそも施川ユウキは、言葉を遊戯にして笑いや思索を漫画で表現してきたのだから、小説とはそもそも相性がいいはずなのだ。2019/09/29
ひとみ
3
下巻。トイレにだけ出没する地縛霊・花子さんが登場する短編集。トイレとして使用されているなら「トイレ」でなくてもいいらしく、様々な場所に出没しては、ハートフルだったりミステリアスだったり、幽霊なのに非常に恐ろしい目に遭ったりしたのちに自分が幽霊になった理由をしって成仏するという内容。やはり一編一編のキレがいいなという印象が強い。特に、幽霊の成仏を妨げる何かの物語が恐ろしくてよかった。どうでもいい感想としては、グータンヌーボが懐かしすぎて概要がすぐには思い出せなかった。2019/10/09
ぴよ(toyoneko)
1
上下巻を読了。施川先生原作のコメディ。最初の2話くらいは微妙だが,3話あたりから面白くなってくる2020/11/09
キタハチ
1
施川先生の画業二十周年で新装版が出たので、買い直して再読。 施川ワールドと秋★枝さんの可愛らしい絵が融合して、ほのぼの系の話も、怖い系の話も楽しめた。書き下ろしの小説も興味深く読んだ。 施川先生作画の作品が好きなのは勿論、原作の作品も好きなので、いつかまた漫画の原作をやって欲しい。2019/09/15
ぱ隹越九朗
0
色んなトイレに現れるハナコさん(仮名)と彼女が出会うゲストとの短い物語。やはりシャンプーボトルに屁を溜める回とオズの魔法使い回が好き。こういうひっくり返す系の話が好きなので……2022/07/10
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