電撃コミックスNEXT<br> ハナコ@ラバトリー 新装版(上)

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電撃コミックスNEXT
ハナコ@ラバトリー 新装版(上)

  • 著者名:施川ユウキ【原作】/秋★枝【作画】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2019/09発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049127515

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内容説明

トイレでのみ存在することができる幽霊の花子さん。

様々なトイレに現れては、
宮沢賢治好き女子高生、
便所飯中の幼稚園児、
幽霊カラスなどあらゆる存在と出会い――。

トイレという閉ざされた空間で、
人や人ならざる者のささやかだけど大切な一歩に寄り添う、
珠玉のハートフルストーリー、上巻。

施川ユウキ初小説!
新装版刊行にあたり小説版『ハナコ@ラバトリー』【前編】を
書き下ろし収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

18
施川ユウキ版『トイレの花子さん』。花子はトイレでしか存在できない。でも、そこに意味がある。トイレは個室だ。ゆえに一人になる。ならざる得ない。だから本音が漏れる。そんな本音に、花子は優しく寄り添う。トイレの地縛霊である花子だからこそ、寄り添えるのだ。とはいえ、花子は外にも現れることがある。例えば、電柱だ。電柱は、ある動物にとってトイレだから(笑)。あと、スマホを使ってブログも更新する。狭いトイレは世界に開かれ、今日も孤独な誰かを救う場所となる。2019/09/24

たけのこ

2
これ原作・施川ユウキ先生で作画・秋★枝先生っていう好きな先生タッグですね。トイレのある場所に出没する「トイレのハナコさん」のお話。基本短編でミステリっぽいのとかホラーっぽいのもありつつ、上下巻でお話がまとまってるので読み応えもありますね。2024/04/14

ひとみ

2
学校に限定することなくトイレに現れる幽霊・花子さん。どうしてトイレにだけあらわれるのか本人もわからないまま、幽霊である自分自身ですらわからないような奇妙な出来事に巻き込まれつつスマホからブログをあげるというそんな短編集。著者の書き下ろし小説が付いているというので読んでみる。一つ一つの短編にいろんなハートフルなものから怖いもの、奇妙なものまでいろんな落ちがついているのが楽しい。原作者の短編を作る能力の高さに唸らされる前後編となりました。一番好きなのがトイレの個室に連載されている野球小説です。2019/10/09

ずみ

1
原作が施川ユウキ。学校内外問わず「トイレ」にのみ存在できるハナコさんの視点の短編集。ヒートフル系。ひとつひとつの話が暖かすぎず、クールすぎず、ちょうどよく収まりがいい。/上下巻読んで好きなのは、野球少年、謎かけ、タイムカプセル、おまる、そして椎名千鶴。巻末の小説もいい。こういう滋味のある作風とても好き。落ち着いて読める。2019/12/22

ひいろ

0
自分がドロシーの話好き2023/08/31

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