徳間文庫<br> 四国綾歌殺人ワールド〈新装版〉

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徳間文庫
四国綾歌殺人ワールド〈新装版〉

  • 著者名:斎藤栄【著】
  • 価格 ¥565(本体¥514)
  • 徳間書店(2019/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198909772

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内容説明

タロット日美子が目撃した二つの殺人。
二階堂日美子は、急成長したゲーム会社・TTO社の社長、田中総一郎から香川県のリゾート、レオマワールドに招待される。折りしも常務の高山薫には「123 4567」という数字だけの奇妙な手紙が届いていた・<死しかない>という隠し言葉にもとれるのだが・・・・・・。不審な出来事の続く旅の中で、ついに日美子は遊覧船から突き落とされる男を目撃する。しかし犯人も死体も消え失せてしまう・・・・・・。

第一章 開幕
第二章 殺人その一
第三章 消えた死体
第四章 捜査!
第五章 殺人その二
第六章 ウェルカムプラザ
第七章捜査2
第八章 殺人その三
第九章 交通事故
第十章 捜査3
第11章 フィナーレ
第12章 閉幕※本作品は『四国綾歌殺人ワールド』を加筆修正した新装版です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

61
四国だと有名なレオマワールドを舞台としたミステリ。探偵が招待されたレオマワールドで事件に遭遇するというのはお約束ながら、起きた事件が探偵一行にしか認識できていないという謎はなかなか魅力的。ただ後半が…魅力的な謎と殺人事件が上手く絡み合っていないというか、え?それだけのためにあれだけの事を起こしたの?とちょっと腰砕け。過去の出来事が明らかになって面白くなりそうという所で急展開だからなあ。全体的に淡々と進行し終了するが、四国人としてはレオマワールドが出ているだけでまあいいかなという気になってしまうけど。2023/12/24

ヨーコ・オクダ

20
タロット日美子シリーズ。占いが捜査にもっと絡むのかと思いきや、そうでもなく。日美子は凡人よりも感覚が鋭い探偵役。付き合いでTTO社の重役たち3人とレオマワールドへ行った際に体験した不思議な出来事。すでに気味の悪い手紙を受け取っていた常務が不安がり、社長と専務の様子もなんだかおかしい。日美子と夫の部下・オーさんの調べた結果、過去に不幸が重なって倒産した神子総合商事の社長の遺族たちの企みが判明。TTO社の3人との関わりは?のちに殺害される社長と専務の事件も彼らの仕業なのか??うーん、何となく物足りない感じ。2019/10/19

はじめさん

3
夫が刑事の美人タロット占い師・二階堂日美子、のシリーズらしい。 / クライアントからの感謝を込めたプレゼントは四国のレジャーランド「レオマワールド」への旅行。そこで巻起きる不審死。 / まさか発表された90年代後半にレオマが倒産するとも綾歌が丸亀市に合併されると作者も思わなかっただろう。作中でやたらと遊ぶ・食べる・泊まる、3拍子揃ったレジャー施設と持ち上げられまくってるのがちょっとむずむずするw / レジャーはオれにマかせろ・・・は都市伝説?2014/08/29

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