内容説明
成熟度が男の子に比べて高く、宿題もコツコツできることの多い女の子の中学受験は、比較的ラクだと思われてきました。でも同姓なのに、いや同姓だからこそ、お母さんとさまざまなあつれきが起こってしまいます。数多くの親子への実践的なアドバイスで合格に導いてきた京子先生が、これまで語ってこなかったノウハウを大公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
華形 満
8
流石にカリスマ先生ならではの解説(う~ん?指導とはいえないかな?)に頷ける部分は多かったが、やはり、こうした指南本に頼らず、親としてのぶれない立ち位置を毅然と保つ事が我が娘への教育と言えるのだろうと感じた。「中学受験の不都合な真実」の存在も明らかに存在するし、それでもその世界に我が娘を送り込まなければならないジレンマ。実に悩ましい。2021/03/30
shizuca
5
受験ノウハウなんだけど、それ以外の子どもとの接し方や話し方アドバイスの仕方など勉強以外のフォローがおもなかんじでした。頷くことが多くてタメになりました。あと、女の子には母親以外で何でも話せる女性がいてくれたらとても救われると思いました。2023/02/14
Eri
3
最初の方で、「みんなが行くから、わたしも」みたいに習いごとを女の子は始める、とあって、あ、これは我が家には当てはまらないパターンだな?と思いました。 女子女子していなくて、逆に女子とはつるまないタイプなのですよね。なので、女子校は絶対にムリ!だそうです。 中学受験はしなくても、声かけの例や、心に寄り添ってあげる会話、学校でいかに消耗してくるかなど、もっとわかってあげたり気付いていける部分があるなあと思いました。2023/07/25
ゆうぴょん
2
中学受験の予定はありません!でも、この本すごくためになった!自分も女子でありながらも、やっぱりわかるようでわからない女子の学力の伸ばし方。高学年になってからの子供への接し方や学びへの促しなどすご~くためになりました。 でも、高学年になるのが怖い親心です…2019/10/30
ゆき
1
たくさんの子の家庭教師をしてきた京子先生の観察眼はさすが。具体的な女子校の特徴も参考になった。勉強の前に話を聞いて共感することで信頼得られる。外見は勉強より大切→可愛いところを褒め続ける。香りで気持ちのスイッチング。受験当日は生理、鼻血、下痢、腹痛、吐き気、頭痛に対応できるよう、薬や鼻ポンなど準備万端に。受験前日の塾からの電話は好きな先生からかかってくるよう事前に根回し。女の子の中学受験は親が一方的に押しつけるのではなく、いいときも悪いときも親子で一緒に考えて乗り越えることが幸せにつながる。2023/03/03