ＢＲＩＤＧＥ ＣＯＭＩＣＳ 保健室のせんせい。（２）

著者名：水島ライカ【著者】

KADOKAWA（2019/09発売）

• ISBN：9784040640945

内容説明

女子児童に好意を寄せられてしまった男性養護教諭の保坂健輔。宿泊訓練では手紙を渡されたりとアプローチはエスカレートしていく…。そんな中、おかたい学年主任に児童から抱きつかれているところを見られ、懲戒免職の危機に!?　果たして教師と女児との適切な距離感とは？　他にも家族とのコミュニケーションの取り方に悩む女児、希死念慮にとりつかれた少年、アイドルに恋する児童への振る舞い…etc.、思春期にさしかかる子どもたちと奮闘する教師達の毎日を描きます。今作では教師達のオフタイム、恋愛事情などにも迫ります！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[パウ]

自分のことを好きになるって難しい。

2022/04/10

[KOU]

裏表紙のあおり「わずか78／40,000人の男性養護教諭‼」の小学校の男性養護教諭が主人公の話、第二弾。あれ、ComicWalkerの作品紹介では66人になってたが、前より増えてる？ ちょっと検索してみると、文部科学省H30速報値：男81人(0.2％)・女4.1万人(99.8％)というのが引っかかったので、4万人を分母にするとだいたい合ってるな。増えたようだ。 そういえば、『シオンの庭』の主人公も白衣の先生だったな。白衣好きなのか？

2019/09/21

[エビ]

小鴨の名付けで身体的特徴を名前にするか悩むやりとり面白かった。よだれ鳥の候補好き。柊さん(尋常性白斑の子)の自分で自分に降参するの言葉は胸に響いた。保坂先生の自分の事を嫌いにならないで欲しいって声かけと、過去に柊さんが言われた自分の嫌いなところも好きになろう、の対比が綺麗だと思った。似たような言葉なのに無理に前向きにならなくて良い保坂先生の言葉にキュン。自分に降参するってのは、他人に強制されるのと自分でゆっくり受け入れていくのとで大きく違うから、その意識の違いをこれからの仕事の些細な心がけにしたい。

2025/11/24