中公文庫<br> ドナ・ビボラの爪 (上) 帰蝶純愛 篇

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中公文庫
ドナ・ビボラの爪 (上) 帰蝶純愛 篇

  • 著者名:宮本昌孝【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 中央公論新社(2019/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122067707

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内容説明

美濃の斎藤道三の娘・帰蝶。親譲りの胆力と才覚を備え、父に愛されて育った彼女は、尾張の織田信長の元へ嫁ぐ。お互いの器の大きさと夢を認め、愛し合う二人は、共に尾張平定に乗り出した。だが、道三の息子・義龍が叛旗を翻す。信長は美濃へ援軍を送るが間に合わなかった。道三の死は、帰蝶と信長の関係にも影を落とすことに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

50
この物語では、道三によく似た醜女で、男のように育てられ、武芸に秀でている帰蝶。信長に見初められ愛され妻となったが…。ここで終わるか、下巻へ!2020/03/31

タツ フカガワ

39
斎藤道三と美貌の母の間に生まれた女の子帰蝶は、道三そっくりという不容色のため母にも疎まれる。そんな帰蝶を見て、父道三は武人として養育する。のちに信長の正妻になる帰蝶の生涯を描いた作品のようで、彼女の“男前”な姿に魅せられて中盤以降は一気読みでした。いろんな作家が材を取った物語はまだ桶狭間以前ですが、とても新鮮。最後に描かれる修羅場に下巻への期待が膨らみます。2021/09/06

如水

26
信長の妻にして謎多き女、帰蝶=濃姫の物語。「戦国時代の正室VS側室の戦い」と「織田家の怪異な事情」が良く分かる内容。話は帰蝶誕生から信勝謀殺迄。そしてこの話は容姿について至る所に話が出て来る。ここの帰蝶は「不容色、醜女」=美人じゃない。って言っても戦国時代の美の容姿は今と違うので革新的な信長は気にしなかった、と勝手に想像💧しかし珍しいですね、妖艶で無い帰蝶って🤭さて上巻を読み終えた感想は「戦国時代の倫理を持ってしても…帰蝶・・・それは駄目でしょ💧」信長発狂で上巻が締め括られる。さてどうなる?下巻。2019/09/26

igaiga

18
表紙が川口春奈にしか見えなくて。そのせいかどうしても醜女とは思えず・・・男前な帰蝶でありながらやっぱり顔の事を言われるのはイヤだったみたいで・・ちゃんとした女性であったなと。信長との相性は良かったはずなのに・・・どうなるんだろう。下巻へ→2022/01/10

あきまこ

8
織田信長と帰蝶のやりとりをたくさん読むことができました。本当にこんなような感じだったのかな~なんて考えながら読むのが楽しかったです。前から興味のあった明智煕子様についてもたくさん読めて嬉しかったです。それにしても「斎藤道三の娘」ということは、こんなにも凄いことだったのですね。側室が認められていたり、今更ながら考え方の違いを思い知らされます。そして、絶対に続きが気になるところで下巻へ。2019/09/10

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