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内容説明
神太郎(ジンタ)は人気の仮想空間「64 TOKYO」の製作者=「神さま」。最新技術で“昭和64年”を再現したこの世界には、懐かしい温かさを求める人たちが多く訪れていた。
優しい世界で運命の恋人・舞花ちゃんと付き合いはじめ、幸せに浸るジンタ。しかしその幸福な時間から目を醒まさせるように、仮想世界殺害事件の次なる犠牲者が出てしまう・・・・。
そして九城教授から告げられる、「ジンタが本当の神さまかもしれない」という恐怖の事実。
真実を追う度に、混ざり合う現実と仮想空間。我々が見ているのは本当に真実なのか?ヴァーチャルに操られたまやかしなのか?
『週刊少年マガジン』で大ヒットを記録した、サッカー漫画の金字塔『エリアの騎士』。そのゴールデンコンビが描き出す仮想世界サスペンス第2巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
25
「このセカイで起きた事は現実になるかもしれないって事、忘れるな・・・」。暴漢として「64TOKYO」に現れ、その中の「柊舞花」に暴行を働こうとして「64」の「神さま」であるジンタにアバターを消去された西がリアルでも死んだ。直後にリアルの西の姿のアバターが現れた事で、西殺しの犯人に翻弄されながらも追いかけるジンタだが、事態はゆっくりと着実に奇怪な方向へと変転しつつあった。うーん、量子力学(ファインマン物理学)等のマジックワードが出て来て一気にトンデモ方向に舵を切って来たな、と言う印象(以下コメ欄に余談)。2019/09/17
笠
2
2 新刊読了。もっとじっくり描けばそれなりのVRスリラーになっただろうに、連載の反応を意識してか、かなり性急な展開になってストーリーが陳腐になってきてしまった。それとも、最初からこういう流れだったのだろうか。VR世界が現実に干渉してきて、虚と実が曖昧になっていくのはありがちではあるが、身長や性別まで変わるとなると超常現象すぎて、SFやミステリの範疇は逸脱。そうなってくると犯人がどうこうとかどうでもよくなる。だって人の仕業じゃないじゃん。描きたいテーマがブレまくっていて、破綻してきているのではないか。2019/10/07
毎日が日曜日
1
★★★ 仮想現実がリアルに侵食してくる。2019/09/08




