内容説明
王冠種・大山祇命の討伐を達成した一真達。束の間の休息を得たかに思われたが――しかし、龍次郎の帰国、中華大陸連邦やEU連合の来日、そして那姫とのデートなど息つく暇もなく!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
17
デートの休憩回かと思っていたらEU連合が現れたり龍次郎氏登場したりと物語は順調に拡大中でした。中華連邦が相変わらず良いキャラはさてましたが、最後に真の敵が遂に姿をあらわす激動の展開に持っていかれてしまいましたかね?王冠種との戦いも一つにつき一巻以上はかかりそうだし、良くも悪くも、まだまだ物語は壮大になっていきそうです。2019/09/01
真白優樹
9
九州での死闘の後、一真と那姫のデートが迫るがそうはいかないとばかりに波乱が次々起きる今巻。―――日は高く上り訪れるは平穏、されど日はまた。 本気すぎるデートが微笑ましかったり、曲者達が絡んできたり、一真のあるぽんこつな部分が判明したり。そんな次の戦いへの序章、戦いの前の戦士の休息となる今巻。世界は壊れどここにある日々は変わらず、そんな当たり前の日常が貴重でその温かさが沁みる巻である。日は沈み、夜の帳が連れてくるのはいつの日か耳にしたかの蛇の名。あの強敵に一真達は勝てるのか。 次巻も早く読みたいものである。2019/09/08
ツバサ
7
息抜き日常回かと思ったら、最後に…!やっぱりすんなり終わらない。引きが気になり過ぎます。やはり気になるのは一真の過去が鍵になりそうだ。2019/09/24
HANA
4
今回は休暇話。確かにいつもいつも戦いばっかりではね。こういった世界でもデート話は面白い。2019/12/31
タケミツ
1
デートパート、この作者に書けるのかとちょっと不安があったのだが普通に良かったな。作品全体を通しての感想だが、一真のテンションと作者のテンションが問題児より一致してる(気がする)から安定感があって面白い。次巻への意気込みが半端ないので今から続きが楽しみだ。2019/10/09