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内容説明
5G、IoT、AI、MaaS、サブスクリプション、プラットフォームなどに関わるビジネスパーソン必読。
デジタル戦略の基本を体系的かつ包括的に学べる「理論的チェックリスト」。
産業トレンドの変化に対応するための戦略的意思決定に際して、
押さえておくべき重要なポイントについて、理論と事例を交えながら解説。
目次
Part1 産業のデジタル化――バリューチェーン構造からレイヤー構造へ
1-1 産業構造へのインパクト
1-2 既存企業 vs 新規参入者
1-3 プラットフォームとバリューチェーンの複合化
Part2 ディスラプションの脅威――デジタル化への対応
2-1 破壊的イノベーションの進行
2-2 代替のパターン
2-3 対応戦略
2-4 カニバリゼーションの克服
2-5 競争と連携
2-6 生存可能領域
Part3 バリューイノベーション――顧客価値の見直し
3-1 新しい価値提案
3-2 ジョブの解決
3-3 ブルーオーシャンと価値曲線
3-4 バリューインパクト
3-5 サブスクリプション
Part4 プラットフォームの構築――新しい基本戦略
4-1 1人勝ちのメカニズム
4-2 ネットワーク効果
4-3 エコシステムの形成と駆動
4-4 オープン&クローズ
4-5 先行者への対抗
4-6 覇権争い
Part5 エクスポネンシャル企業の正体――爆発的な成長と限界
5-1 強烈な成長志向
5-2 事業の複数化と資源蓄積
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
86
この本は従来のデジタル戦略よりも理論的な感じがします。経営学あるいは企業論の一環として読むのはいいと思われました。ただ私はどちらかというと実務的な話の方も好きなのでこの中に掲載されている実例などが参考になりました。この分野は5Gになるとさらに企業の業務の幅が広くなっていくのでしょう。2020/02/15
あすなろ
60
最近知らぬ言葉や考えがデジタルビジネス面で出てきたと購入し積んだ本。在宅ワーク時に頭のアップデートをと読了。レイヤー構造やプラットフォーム戦略を学ぶ。それが起こすバリューイノベーションを理解。既存事業の重しや組織の重さを認識。そして何でもプラットフォーム化することは作り上げたレイヤーを見詰めること、即ち全てプラットフォーム化する必要はない事を認識。そして、Amazonのベゾスがビジネスを始めた時のペーパーナプキンの絵の様にグルグル巻きのビジネスモデルをキャッシュフローさえも含め考えるべきという検証も理解。2020/04/30
izw
11
デジタル化が進行する中で、ビジネスを興し、成長させるための戦略について、先行する各種の理論を非常に分かりやすく整理し、有効な理論を構築・展開している。デジタル化をモジュール化、ソフトウェア化、ネットワーク化の要因からなり、その要因で産業構造が変化する、その結果、産業のレイヤー構造化が進む、というのが基本的な考え方。クリステンセンの破壊的イノベーション論も筆者の理論体系では一部の特殊ケースと捉えられる、など、種々の理論の集体制としてまとめられている。具体例も現在進行形で成長しているものが多く、納得感が高い。2019/12/23
シカマル
7
DX、働き方改革のテーマかと思って手に取ったが、がっつりとした産業のビジネス戦略だった。サブスクリプションや、プラットフォーム等がまとめられており、非常に分かりやすい。お勧め。2020/03/12
hajihaji
6
デジタル戦略から一般化されてきたビジネスモデルの概念の説明が丁寧で非常に分かりやすかった。 伝統的な企業でデジタル戦略導入を検討するような場合等の参考書として有効だと思う。2019/10/20
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