内容説明
庭先に犬が寝ている光景も、寝顔も、鼻から漏れる寝息も、毛並みの触感も、なにひとつ取りこぼさずに覚えていたい(まえがきより)
「今いちばんグッとくる柴犬アカウント」として、Twitterで話題の@inubot。運営するのは気鋭のフォトグラファー北田瑞絵さん。
自然豊かな和歌山の農家に暮らす彼女が、写真と文章で描く“犬との暮らしは、楽しくて癒されて、そしてどこかノスタルジック。動物と暮らすことの喜びと、生と死への思いが滲んでいます。
動物を飼っている人、以前飼っていた人、いつか飼いたい人…そんな人たちにぜひ手に取ってほしい一冊が生まれました。
※本書はESSE onlineでの連載を加筆修正し、書き下ろしを加えたものです
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いくえ
2
ツイッターで写真はいつも見ていたけど、エッセイ集が発売されると聞いてすぐ本屋さんへ。エッセイは初めて読んだけど、心がぐっと、じわじわとあったかくなるような内容だった。 わたしも猫を飼っているから、種類は違っても愛しいことには変わりない。北田さんから、北田さん一家から犬への愛情と、犬からの愛情とがぎっしり詰まってる。泣けはしなくても、心が動く。 感動した!!!っていうより、感動した、、、、、っていう感じ(笑) これからもエッセイは続くらしいから、続編出るかしら♡楽しみだなあ♡2019/08/10
小鳥
0
北田さんの犬の写真は、とても持別な感じがする。 それは 「うちの子かわいく撮れたから見て!」じゃなくて、「今日はこんな感じ。全部かわいい」だからかなって思った。 抜け毛とか鼻水とか排泄している様とか、そういうのまでかわいいのが愛犬だ。私だって、彼女のことをずっとずっと覚えている。 そうか。 北田さんと犬を特別だと感じるのは、私にもいる特別な犬の存在のせいかもしれない。2021/02/20
ねむい
0
作者の「うちの犬大好き!」という気持ちがひしひしと伝わってくる本。家族しか見れない、犬の喜怒哀楽や気の抜けた格好を写真で見ることができて楽しい。 自分も犬を飼ってるけど、犬に対する考え方は作者の母に近いかな。2019/12/16