― ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。

著者名：もちぎ【著】

KADOKAWA（2019/08発売）

• ISBN：9784047357426
• NDC分類：367.9

内容説明

ゲイ（同性愛）×DV（家庭内暴力）×風俗…
色々な事情があり特殊な業界<ゲイ風俗>へ飛び込んだ「もちぎ」、
様々な人たちとの出会いと別れを繰り返すなかで学んだ経験を詰め込んだ一冊。

SNSに投稿した漫画「母ちゃん、ゲイに生まれてごめんなさい」が話題となり、
現在Twitterフォロワー41万人以上＆pixivコミック月刊総合ランキング1位獲得!!
衝撃の本作が描き下ろし漫画を加え、ついに書籍化。

ウリセン？LGBT？セクシュアリティ？
聞き慣れず複雑そうな言葉が多く並んでいるけれど…
どれも他人事ではなく“自分事”になり得る話ばかり!?
―だから共感の声、続々！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さおり]

お気に入りさんに教えてもらって、読みたかった本。やっと機会を得ました。毒親から離れてゲイ風俗に身を置いた日々を綴ったエッセイ。ためになることも書いてあるし、何のためにもならんことも書いてあって、その振り幅に笑う。ゲイは生き辛いのかもしれない。でも、見たところ平凡な女である私も意外と生き辛かったりして、どんなカテゴリーの人の方がより不幸だとかって誰も考えない世界ならきっと良いのだろうと思うよ。いや、カテゴライズした時点でもう、考えちゃってるんだけど。で、人はカテゴライズして安心する生きものっぽいんだけど。

2020/06/11

[GAKU]

うーん。今一でした。

2022/03/21

[くたくた]

いろいろと勉強になりました。身につまされる部分もあり。（これは本の内容とは離れるけど）LGBTQという用語が一般的になり、今度はそれに「括られる」ことが差別だと感じる人もでてきたりして、セクシャリティの問題は多分人の数だけあって、絶対の正解というものもない。世の多数を占めるヘテロの男女だって、いわゆるジェンダーに苦しめられる当事者でもあるわけで。BLだけでは推し量れないリアルな世界を教えてくれるもちぎさんに感謝。

[たまきら]

自分のセクシュアリティを模索している十代の頃、自分よりも経験値の高い人に利用され、傷つく。あのトラウマは男女かかわらず、誰にでも経験してほしくないものです。職業に貴賤はないと思っています。自分という人間を見出し、楽しんで日々を送る。笑いあえる仲間がいる…。もちぎさん、幸せにね！

2020/04/23

[じょり]

Twitterで時々目にしていた方の本。昨今マイノリティの方に対しての理解が段々浸透してきていろんなところで目にしているが、しかし根本的に根付いている思い込みや偏見は払拭されていないと思う。どんな人でも人として尊重できる社会が望ましいよね。それにしても、もちぎ姐さんの本質を見ているような一言一言がすごい。ちゃんとオチはついているけど（笑）

2019/08/16