SPコミックス<br> 宗桂~飛翔の譜~ (2)

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宗桂~飛翔の譜~ (2)

  • ISBN:9784845860289

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内容説明

●安永四年(1775)、江戸――実在した将棋指しの物語。
江戸には代々、将棋で俸禄を得る「将軍家将棋指南役」、つまり幕府公認の将棋指しがいた。実在した「将棋御三家」である。この物語は、御三家筆頭・大橋本家当主にして、後に八世名人を襲位する「九代目大橋宗桂」と、彼を巡る将棋指したちが織りなす葛藤と真剣勝負、夢と情を描いた本格将棋ドラマである。
散逸した七冊の『初代大橋宗桂の棋譜』。その出所が長崎であると知らされた宗桂は、長崎行きを決意する。棋譜そのものが持つ意味、門外不出のはずの棋譜の流出…様々な謎が潜む七冊の手がかりを求め、さらなる激闘と冒険が幕を開ける。

●指さない「観る将」でも将棋の内容が分かる!
最強タッグが伝える本物の「真剣将棋」と「将棋家元の謎」
本作で指される将棋は、現存する江戸時代の棋譜をベースにしたものはもちろん、それとは別に約半数は将棋界を代表するトップ棋士・渡辺三冠(棋王・王将・棋聖)の手で組み立てたもので構成。そこに「哲也-雀聖と呼ばれた男-」を大ヒットに導いた星野先生による、濃密なキャラクターと心理戦が加わり、さらに史実も絡んだ深みのある「本格将棋エンターテインメント」に。さらに2巻でも渡辺三冠による、作品内の「棋戦解説コラム」を書き下ろし掲載! 将棋をしっかり描いているのに、初心者も理解できる、新しい将棋漫画体験がここに!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
2.5 新刊読了。田沼意次の息子が出てきたり、平賀源内が出てきたりと意外性のある登場人物が面白かったが、ストーリーの方は早くも飽きが来てしまった。将棋の勝ち負けですべてが解決するのはジャンル上仕方ない部分はあるが、キャラクターの棋力もよくわからず、ただ主人公の宗桂が将棋で勝って何とかなるという予定調和感がすごいので、ハラハラもドキドキもしない。本編より幕間の渡辺明の棋譜解説の方が面白いかもしれない。2019/08/31

サテヒデオ@ダイナミックひとり

0
棋譜集を求めての長崎行。多くの作品で描かれるのは、主人公の成長である。本作における大橋宗桂は、将棋指しとしての人格が既に完成している。どのような状況にあっても自分を通す。読者が見届けるのは、彼の行き着く先が何処になるのかということなのだろう。2019/09/23

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