角川つばさ文庫<br> 早咲きの花 ぼくらは戦友

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角川つばさ文庫
早咲きの花 ぼくらは戦友

  • 著者名:宗田理【作】/YUME【絵】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 特価 ¥396(本体¥360)
  • KADOKAWA(2019/08発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046319296

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内容説明

父さんを亡くした小学6年の真次は、東京からおじいさんの家に引っ越してきた。すぐには新しい学校になじめなかったが、幽霊を見に行ったり、いじめっ子と戦ったり、無人島で宝探しをして、親友ができた! ところが、太平洋戦争の兵器を作るため、中学生も毎日、工場で働くことになった。さらに、日本への空襲が激しくなり、多くの爆弾が工場に落とされ、真次たちは……。『ぼくらの七日間戦争』宗田理さんが伝えたい物語。【小学上級から ★★★】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷるぷる

4
息子曰く「日本人なら一度は必ず読むべき本」だそうな。終戦前後の子供達の日常が瑞々しく描かれている。宗田理氏の自伝と勘違いしてしまうほどリアルな日常です。戦争そのものよりも子供達の元気いっぱいで笑ったり悩んだりする姿がとても心に響きます。先生や友達がいなくなってしまうのはやっぱり悲しくて泣いちゃったが戦争だから仕方ないとか慣れてしまったとか言われるのがまた苦しい。当時の子供達の方が目が輝いていたという最後の言葉も印象的。それだけ当時の子供は精一杯生きていたんだろうねと平和の中に生きられる息子にいいました。2019/11/20

玖珠瀬ルカ

2
前半はぼくらの様な雰囲気を残してたけども、後半読んでて胸が詰まる思いだった……今でも近い国でやってるけども、そこでも被害に遭うのは市民でやるせない。2024/09/11

kuntan

2
この本は、ネットで知り合った雄太という、少年と旅に出るのが、話の始まりです。その雄太の知り合いのおじいさんの家に行くことになり、そのおじいさんの左目は義眼だった。 なぜ、左目が義眼なのか聞くと…。 おじいさん、真次が小学6年生の時、東京からおじいさんの家に引っ越すことに。 最初の方は、友達と楽しく遊ぶ話だが、終盤は地震や戦争と言った話になっていく。 戦争を体験した、宗田理さんだから書ける本。300ページと、すこし長いが、改めて戦争の恐ろしさを実感した。 ぜひ、子供たちに読んでほしい作品です。2020/01/19

だいちゃん

0
戦時中の辛さがたいへん分かりました。2019/11/10

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