内容説明
ピアノの音――? ある日、風音(小6)が音楽室をのぞくと、そこには転校生の早瀬くんがいた。「つぎどうぞ」「ううん、わたしはひかないから」「えっでも…」。その日から話をするようになった2人。あるとき、風音は、ピアノがひけなくなった一年前のできごとをうちあける。すると、なにも知らないはずの早瀬くんから、風音のピアノが好きだと言われ――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
1
この作者の『思い出とひきかえに、君を』がとてもよかったので、ほかの本も読んでみたくなって読んだ。児童書だけど、ものすごく深い内容で、かなりよかった。これはおすすめ。児童書だから読みやすいし、でもテーマは普遍的で深いし、良い。とちゅうから胸が熱くなって、ずっとうるうるしながら読んでた。正直、ここまで魂が揺さぶられるとは思わなかった。児童書だからとあなどらず、子供にも大人にも読んでほしい!2020/06/25
aybug03
0
先が読める安心感。 決して読者をうらぎらない展開でぼーっと別世界に入りたい時にはうってつけだと思う。2022/12/20
ぺぺ
0
続きが気になる。 絵の榎木りかさんの名前見覚えあるなと思ったら、読んだことある漫画家さんだった。2022/09/03