孫子の兵法 勝ち続けるために何をすべきか

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孫子の兵法 勝ち続けるために何をすべきか

  • 著者名:渡部昇一/谷沢永一
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • ワック(2019/08発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784898318058

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内容説明

ビジネスで成功するためにどうすべきか。中国・韓国の理不尽な対日攻撃にどう反撃するか
朝日新聞論説委員に読ませたい一冊です!

(編集部より)→本書は、渡部昇一氏と谷沢永一氏が、『孫子』の説くさまざまな訓話を、現代の日本の状況と照合しつつ論じ合った本です。その教えは21世紀を生きるビジネスパーソンにも参考になる内容です。また、『孫子』と関連して「宋襄(そうじょう)の仁(じん)」を取り上げます。これは、昨今の日韓関係などにもピタリと当てはまる教訓です。「宋襄の仁」とは、宋と楚との戦いの際、宋の公子・目夷が楚の布陣しないうちに攻撃しようと進言したが、襄公は君子は人の困っているときに苦しめてはいけないといって攻めず、楚に敗れたという故事によるものです。本書エピローグ等でお二人はこう指摘します。

「『孫子』は、儒学の反対です。『宋襄の仁』になるなということを教えている。襄公のようにはなってはいけない、ということです」(渡部)

「『孫子』のもっとも重要なエッセンスは『宋襄の仁』になるなであり、『ええかっこしい』ではいけないことに尽きます」(谷沢)

韓国の慰安婦・徴用工・レーダー照射等々の理不尽の対日攻撃に際して、ささやかな反撃(戦略物資の対韓輸出規制)をしたとたん、「報復の応酬に陥りかねない」「即時撤回せよ」と居丈高に一方的に日本政府を批判する社説(2019・7・3)を書く朝日新聞論説委員にも本書を読んでもらいたいものです。

※本書は、2013年に小社より刊行した単行本『孫子の兵法 勝つために何をすべきか』を改題し、WAC BUNKO化したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カブトムシ

20
「百回戦って百回勝っても不足である」「戦わずして勝つことこそ最良なのだ」私の記憶に残っている言葉ですが、多少違っているかも知れないです。谷沢永一さんと渡部昇一さんの対談をお奨めしています。国文学者と英語学者の対談には、得るところが多いです。谷沢さんは、書誌学者でもあり、おそらく数万冊の本との付き合いがあったと思われます。司馬遼太郎の作品の理解者であり、「司馬遼太郎の贈り物」などの著作があります。渡部さんも平成を代表する碩学で、彼の書斎は、世界でも有数だそうです。「昭和史」に詳しく、日本の保守の論客でした。

さっちも

15
競争社会に生きているわけで、奪い奪われながら生きているのが現実です。大切なものや、失いたくないものを守るために勝つ為の原理原則。2020/04/01

miyatatsu

8
孫氏の教えをビジネスに活かす方法について書かれている本はこれまでに数冊読んできましたが、どれも似通った内容で2冊目以降は正直面白みに欠けます。どうして著者さんは違いを出す努力をしてないのか。2019/09/01

tapioka

7
孫子の兵法を抜粋していくつか紹介し、その解説と2人の大学教授の更なる解説、コメントという構成になっています。解説自体は分かりやすく、先生方も先の日本の大戦に置き換えて話をされているので、孫子の言葉の意味を理解しやすい内容となっています。ただ、毎回大戦を例に置き換えているので、後半になると、また大戦の話‥とちょっとウンザリきてしまい、先生の解説は読み飛ばしてしまいました。そのあたりが苦にならない方は、孫子の兵法の導入本として読みやすいどの思います。他の孫子の兵法の本も読みたいですね。2025/02/18

多分マグマグ

3
人生とは競争で成り立っている。そんな人生の中で自分をまず守るためにある本2024/09/25

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