双葉文庫<br> 警察庁特命捜査官 水野乃亜 ホークアイ

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双葉文庫
警察庁特命捜査官 水野乃亜 ホークアイ

  • 著者名:初瀬礼【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 双葉社(2019/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575522341

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内容説明

かつて実父と恋人を無差別テロで失った水野乃亜は警察庁に入庁し、警察官僚の佐山から特命を受けて警視庁刑事部共助課見当たり班に配属される。日本の治安維持のため、防犯カメラと連動した衆人監視システム「ホークアイ」導入を目論む佐山は、乃亜の共助課配属とともに見当たり班解体に動き出す。そんな中、アメリカに追われるテロリストが日本に潜入し……。著者初の書き下ろし警察小説、渾身のシリーズ第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

85
初瀬さん初読み。最新作かな?の報道協定を予約待ち中。この作品は著者初の書き下ろし警察小説、シリーズ第1弾との事。かつて実父と恋人を無差別テロで失った水野乃亜は警察庁にキャリア入庁し、警察官僚の佐山から特命を受けて警視庁刑事部共助課見当たり班に配属される。衆人監視システム「ホークアイ」導入を目論む佐山は、乃亜の配属と共に見当たり班解体を目論むが。そんな中、アメリカに追われるテロリストが日本に潜入し……。結局見当たり班の活躍で無差別テロは未然に終わるもあっさりし過ぎ感があり。今後展開(特命)どうなるか続編へ2024/11/09

papako

72
初読み作家さん。みさんのレビューで。面白かった。みあたり捜査にAIホークアイを導入するためにキャリアの水野乃亜が係長として着任する。半分くらいまでにあっさりホークアイが導入されることになり、どうなる?と思っていたら、ドローンを使ったテロがおこり、AIは役立たず。人海戦術でみあたり捜査を行う!最後はまさかの体当たり。乃亜は辛い過去を乗り越えて、現場を知って、ちょっと変わった。まだまだこれからという感じですね。飯島といい感じになる?佐山と才加もどうなる?2021/02/17

drago @高校野球観戦中。

30
大都会の雑踏に立ち、逃亡中の手配犯を見つけ出す「見当たり捜査」。警視庁捜査共助課に着任した水野乃亜は、新たな衆人環視システム導入を目論む警察官僚・佐山の特命を受け、その現場に立っていた。そんな中、チェチェン人の女テロリストが密かに日本に潜入。警察内部の覇権争いと水面下で策を巡らすアメリカの思惑…。 ◆大変興味深いテーマであるが、説明調の文章が長く、読んでいて面白くないのが最大の欠点。プロの物書きとしての腕を磨いてほしい。 ◆ラスト、テロリストとの決戦シーンはなかなか良かった。 ☆☆☆2019/08/20

27
初読みの作家さん。好みでした^_^見当たりのヒトかAIか。実在の見当たりの方々の記憶力ってスゴイんでしょうね、尊敬しちゃう。取引先の方の顔ですら、覚えられない…。2作目もあるようで、楽しみです♪2021/02/14

Katsuto Yoshinaga

11
テレビ受けしそうな女性キャリア刑事モノかぁ…と軽視しそうだったが、これがなかなか面白い。見当たり捜査、AIを使った衆人環視システム、チェチェン人の女テロリスト、警察内部の覇権争いに大国(アメリカetc.)の謀略とテンコ盛りである。主人公を含めて、刑事たちの造型も良い。著者略歴を見るとテレビ局勤務とあり、この映像的な描写や東京の情景描写にも納得。回収されていない伏線がいくつかあり、シリーズ化されるのかな。ただ、テロリストに関する言及や描写、造型は物足りない。警察小説としては良いが、冒険小説家ではないな。2020/09/21

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