食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅

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食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅

  • 著者名:片岡恭子【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2019/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065168400

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内容説明

テレビ番組『アウト×デラックス』で話題騒然! 運び屋女子の強烈一人旅!第1章 ヨーロッパエリアスペインスペインからグアテマラへ2001年、私の背中を押した同時多発テロ~2度目のスペインスペインで命の危機~首絞め強盗不運は無知が招く・・・ほか第2章 ラテンアメリカエリアグアテマラ荷物がなくなり、謝礼を脅し取られるグアテマラ、アンティグアへグアテマラ・バックパッカー事情セマナサンタのアルフォンブラ・・・ほかアルゼンチン1度目の訪問は経済破綻直後2度目の訪問は農家のストライキ真っ最中3・4度目のアルゼンチン訪問は果たして……アルゼンチンの上野山荘・・・ほかボリビア衝撃! 耳がもげた?!ポトシ銀山の坑道ツアー高地すぎて、米が炊けない~ボリビア食事情日本人観光客に大人気・ウユニ塩湖・・・ほかペルー今が狙い目「第2のマチュピチュ」チョケキラオ遺跡世界中から観光客が押し寄せるマチュピチュインカトレイルで行くマチュピチュサルカンタイ・トレッキングで行くマチュピチュ・・・ほかベネズエラ私がベネズエラにいた頃諸悪の根源チャベスの置きみやげ南米の経済はアメリカとの関係が難題ベネズエラ、今は行ってはいけません!・・・ほかメキシコかつてメキシコの一部だったアメリカトランプよ、アメリカの歴史を学べ。されば愚策に気づくであろう世界危険都市ランキング上位。しかし被害は石けんケースのみ現地に住んでいても油断は禁物!・・・ほか第3章 東南アジアエリアフィリピン日本未上陸ジョリビーお試しあれ! フィリピンスイーツフィリピンの光と影バタック族最後のふんどしじいさん・・・ほか第4章 南アジアエリアインドインドで知る。人間の遺体は甘いインドで食べた70円カレーと1000円カレーインド・マクドナルド事情インド人の平均寿命インドの真のエンターテインメントは「人」・・・ほか第5章 ダメな国の法則

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

49
バイク便の様に急ぎの荷物を運ぶ職、ハンドキャリー。違いは、配達先が海外を対象としバイクではなく国際航空便を利用して届ける事。内容は、淡々と記録を述べる記述であり、表紙や巻頭の4コマ、各章で挿入される地図から受ける雰囲気とは違った。体験記を中心としたエッセイ風の内容とハンドキャリーという仕事内容の詳細を期待していたので、肩透かしを食らった印象が拭えない。第5章のダメな国の法則と、巻末のおわりに、の文章が面白い分、残念。仕事には守秘義務もあるかも知れないけれど…。文字通り命をかける仕事なのは十二分に伝わった。2020/04/19

シャコタンブルー

27
危険な話がてんこ盛り。さては麻薬の運び屋か!?と思ったが海外の企業に足りない部品を現地まで運ぶ仕事をしている人の旅の話だった。スペインでは首絞め強盗にあい失神してしまい、南米では食中毒で九死に一生、東南アジアでは誘拐未遂等。きれいなパンフレットやガイドブックには掲載されていない生の迫力が伝わってくる。それにしても海外の一人旅は危険だといわれるがこれほどとは・・何か海外に行くのが嫌になってくる気もした。現地の未知の物を食し、飲むそして体験する作者のバイタリティは凄いと感心したが写真が一枚もないのが残念。2019/12/12

keith

25
運び屋と言っても怪しい仕事ではなく、企業の依頼を受け、品物を工場から工場へと運ぶ仕事をしているという片岡さん。スペイン語が堪能なので、主にラテンアメリカを中心に回っているそうです。しかし、そのラテンアメリカの危険度が高いこと!強盗やスリも怖いですが、ペルーでアマゾンを航行する船の中で食中毒になってしまい、泥棒に怯えながら下痢と血便にのたうち回る話はゾッとしました。2019/12/01

新田新一

13
題の「運び屋」は、麻薬の運び屋のことではありません。企業の部品を海外へ届ける仕事のことです。本文中にもその仕事のことが出てきます。治安の悪い南米の旅の話が圧巻です。強盗にお金を取られたり、暴動に巻き込まれたりします。恐ろしい寄生虫や現地の食べ物による極度の下痢の話なども出てきて、作者の苦労がしのばれます。確かに恐ろしいことが多いので、旅行するのはためらいを感じますが、それでも行ってみたいと思うようになるのは、作者の旅を愛する気持ちが読み手にも伝わるからでしょう。2023/11/22

JADE

9
運び屋(ハンドキャリー)として、バックパッカーとして訪れた国のナマナマしい紀行文。予備知識の乏しかった中南米の国々が特に興味深かった。片岡さんの行動力と度胸には、ただただ感服。そんな危険を冒しても、そんな思いをしてまでも行ってみたいものなんだなぁ、と小心者の自分は時々顔をしかめながら、でもワクワクしながら読ませていただいた。ただ、写真が1枚もないのが残念だった。ハンドキャリーって職業があるのも初めて知った。もうちょっと若かったら…いや、やっぱり俺には無理だろうなぁ。 ☆3.82021/10/26

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