出版社内容情報
明日からプラスチック問題解決のために私達に何ができるかこの本でさぐってみましょう。SDGsの目標にそったテーマで書かれた本書。プラスチックの歴史から、私たちの生活とのかかわりや生態系への影響、問題解決のための行動など一緒に考えましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
itica
54
プラスチック問題を易しく解説した子供向け絵本。軽くて丈夫で防水性に優れたプラスチック。しかし反面、分解できない為に環境汚染の大きな問題になっている。フリースなどプラスチックが原料の衣類を洗濯すると、数千ものプラスチック繊維が流出し、やがて海に流れる現実を初めて知った。食物から作られるバイオプラスチックの開発も進められているが、私たち自らプラスチックを使わない、捨てない意識を持たなければならないと改めて思った。 2021/12/23
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
49
現在のプラスチック問題について分かりやすくまとめられている(現状、問題、減らすために出来る事など)。プラスチック問題については色々調べたので知っていることが多かったけれど、洗濯から排出されるプラスチック繊維(フリース等)については知らなくてとても驚きました。洗濯すれば毎回マイクロ、ナノプラスチックとして川から海へと放出されているという事実。服を購入する時も素材を考えて購入するべきだと改めて感じました。分かりやすいので子供も大人にも手に取ってほしい1冊です。2020/01/15
たまきら
26
現在の状況を把握し、今後できることを紹介している情報量たっぷりの本です。娘さんは興味を示しませんでしたが、海が好きなんだからもっと調べてほしいものですよ、オカンとしては。2020/08/31
おはなし会 芽ぶっく
17
『ポリぶくろ、1まい、すてた』https://bookmeter.com/books/13444607 を読んでずっと気になっていた本。スーパーのレジ袋の有料化、更にはゴミの収集の有料化によって、ゴミ出しの意識は変わってきたかのように思えますが、まだまだ知らないで使用しているものにプラスチックは使われているのですね。エコな生活は意識して注意して生活しないと身につかないですね。少しでも環境に優しく生活したいと思います。2020/02/18
遠い日
13
今のままでは、地球はプラスチックに滅ぼされてしまう。プラスチックを生み出したのは人間なのに。プラスチックのない生活は、今のままでは考えられない。根本的なところで、大きく考え方を変えないと、ずるずるいつまでも問題は続きそうだ。恐怖心に駆られ、罪悪感にも囚われる。2019/11/16