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内容説明
「鎌倉幕府の成立は1192年（イイクニ）ではなく1185年」「江戸時代、士農工商という身分制度はなかった」「太陽系の惑星は9つではなく8つ」……。これらを聞いて、昭和生まれはともかく、平成生まれの読者にも「学校や教科書で習ったことと違う！」「親や祖父母から聞いていたことはウソだったの？」と驚く方は多いだろう。時代は移って、新しい発見・研究も相次ぎ、いまや常識も大きく様変わりしたのである。本書では、歴史や科学分野のほかにも、「食物繊維をとりすぎると便秘は悪化する」「ほとんどのがんは遺伝しない」「すっぴんよりフルメイクのほうが肌にいい」「春菊はサラダがベスト」「CD・DVDのデータは10年位で消えてしまう」「日本人の豊かさは世界で20位前後」など、社会、健康、美容、法律ほかの幅広い分野にわたる新常識を紹介していく。平成から令和に変わった今、恥をかく前に、損をする前に、常識の総点検を促す1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
99
タイトルだと令和に入って変わった事柄について纏めていると思いきや、殆どは平成での法改正などここ30年以内に変わった事や新しく発見された事が纏めてある一冊。若い世代に取っては既に新常識で習ったり教わったりしている物も多く、40代以上とかが対象なのかなと思ったり。道交法とかは免許の更新の時に変わった部分を教わるけど、他の事は自分から知ろうとしなければ知らないまま。定期的にこういった纏め本も読んでいこう。2020/03/06
Tadashi_N
23
資料が見つかれば歴史は変わる。あやふやな科学も証拠があれば変わる。2021/07/23
kousei
7
いわゆる雑学本だが、歴史、社会、科学生物、健康、食、美容、お金、家電、冠婚葬祭、育児教育と多岐にわたってテーマもたくさん、短いので読みやすい。過去学校で学んだ知識が現代では変わっている事例や俗説迷信の類いも間違っていてアップデートが必要。後はどれだけ自分の頭に残して自分の知見になるか（笑）2021/08/29
ギルヲ
6
昭和の常識が抜けない身としては大変勉強になりました。まー、これ読んだから生活が劇的に変わるというものでもないんだけど、例えば酒の席でのネタとしては生活に密着してる話が多いぶん、しょうもないトリビアよりも食いつきは良さそう（笑）あと、『事実婚も法的に保護されている』」の項を読むと、もうちょっと法律を整備すれば夫婦別姓の議論なんて意味が無いのがわかって面白かった。2022/04/04
GOTI
3
☆☆★半分以上は既知の事柄でした。これは知らなかったと言うものは「士農工商の身分制度はなかった」、「太平洋戦争開戦は真珠湾でなくマレー半島」こちらの方が1時間早かった。「右脳左脳人間説は間違い」「「森林浴のマイナスイオンなんてものはない」植物の香り成分フィトンチッドによるもの。「大腸はつるつるなので宿便はない」「糖分を取らなくても脳は働く」「味噌汁と高血圧に関連性はない」「痩せたい時は野菜先ではなく肉先」「リモコンにはマンガン電池が最適」等々、結構役に立つ雑学もありました。2019/11/07
