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内容説明
ひつじたちが時間を聞くたび「○じ」と教えてくれるおおかみが、夜中の12時になると追いかけてくる!? 紳士なおおかみが豹変していく様子がスリル満点。保育で人気の遊び「おおかみさん、いまなんじ?」を大胆に絵本化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaichiro
80
保育園で子供達が楽しむ”おおかみさんいまなんじ?”ゲームを、美しい絵本に仕上げた作品。それを知らずに読んでいて絵本なのに割とスピード感あるなと思いました。慣れ楽しんだゲームが綺麗な色彩の絵になり、おおかみがひつじを襲う夜中の12時に近づくぞわぞわ感を文字で追いながら子供達がキャーキャー言っているイメージが湧きます。保育士さん達も読み聞かせ甲斐があるでしょうね。最後のページ、ひつじを襲いきれなかったおおかみの残念そうな顔がとてもキュートでした。温かさを感じる絵本、ゲームとのつながりもあり売れそうです。2019/06/05
長くつしたのピッピ
27
児童クラブにて子どもからのリクエスト。子羊たちが遊びに出かける先々でおおかみに時間を尋ねる。ちょっとストーリーとしては分りづらい。けれども、子ども達はすんなりこのナンセンスを受け入れて、ハラハラしていたのが印象的。2022/04/10
しぃ
21
この遊びは知らなかった。子どもたちの園ではやってないみたい。わたしも知らないから、イマイチリズムが読めない。でも繰り返しが楽しくて、ドキドキハラハラもあって面白かったです。2020/10/14
わむう
20
「だるまさんがころんだ」的な伝承遊びを絵本にした作品。2022/01/13
りらこ
16
おおかみさんいまなんじ?この先どうなるかわかっていても、ワクワクしてしまう子どもの頃の遊び。絵本となって読んでみると、次はどんな絵?またはあれ?意外にもおおかみさんが優しそう?などといろいろ思い巡らせながら、ワクワクしながらページをめくることでしょう。 生活がデジタル化して、時刻を意識しない生活なのか、今の子どもたちにとって時計を読むという経験の必要性が日に日に薄れてきています。大人にとっては当たり前に思えることでも、子どもには触れていないとわからないことがたくさん。 この本がその一助となりますように。2019/06/28