マーガレットコミックスDIGITAL ふつうな僕らの 1

著者名：湯木のじん【著者】

集英社（2019/08発売）

• ISBN：9784088442365

内容説明

「特別」じゃない僕らの、ありふれた恋の物語。　東京から引っ越してきた椿は、春休みに街で出会った一颯（いぶき）先輩を好きになった。一颯と「普通の幸せな恋」がしたいと、椿は手紙を渡して告白する。でも、耳が聞こえない一颯は、そのことを知った椿を冷たく突き放し…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[どらきー]

絵も前作と感じが違うし、今までのキャラや内容も随分違ってこの作者さんはすごいなと思いながら読了。続きが気になる～。みんなそれぞれに相手の事を思いやって、でもそれがストレートに良しとされなかったり。どうなるかな。

2020/08/25

[しなぷす]

別マでよく読んでた人だけど、初めて単行本を買ったかも。耳の聞こえない先輩との恋模様…どうなるんだろう？内容的には今までの作品より大変そうだけど、湯木のじんさんの作品だから、安心して読んでいけそう。

2019/08/25

[わち ⊱^>ω<^⊰ฅ]

気付けば発売から1ヶ月ほど経っていて､慌てて特典付き探したのだっけな。 湯木さん作品は要チェキラ!なのです。 大切に温めて､年明け初読み漫画に選びました。 皆､綺麗なお名前だ～。 椿の生い立ちは予想外でした。 「心のままに」「この人に嘘つかない」という生き方が素敵だな。 また大切な一作が増えそう。

2020/01/02

[みざ]

大好きな湯木のじん先生の作品です。全編通してテーマが重いけど救われない訳でもないです。 いわゆる社会的弱者に対して、興味本位で関わって飽きたら過去のモノにしたり、綺麗事を言うだけで理解しようとしなかったりするのって逆に迷惑だよ、と言われてる気がしました。 当事者たち（家族や恋人）はその状況と生涯付き合っていかなければいけないわけですからね。 そういう事を再考させられるマンガだなというのが一番の印象です。 でも、恋の行方は気になるし、ちゃんと少女漫画ではあるんですよ…。きちんと完結まで読んでみたいです。

2019/09/22

[チューリップ]

のじんさんは連載ごとに前と同じような話にならないように設定練っている感じがしていいな。2人の過去が分かるとタイトルに深みを感じる。病気で心臓移植をした椿は高校生になったら普通に恋がしたいと思っていて、同じ学校の先輩に恋をする。だけどその相手の一颯は耳が聞こえなくてという話。一颯はその内離れるって思っているけど一颯の事情を知っても好きだって思っている椿の気持ちは本当だと思うんだけどな。一颯と一緒にいると優しいと言われる柴崎の事を別に優しくなんかない、友達と一緒に話して遊んでいるだけだって言う椿が良かった。

2019/12/21