MF文庫J 可愛ければ変態でも好きになってくれますか？ 8

著者名：花間燈【著者】/ｓｕｎｅ【イラスト】

KADOKAWA（2019/08発売）

• ISBN：9784040658551

内容説明

「私たち、付き合ってみよっか？」妙な流れから生徒会長の鷹崎志帆先輩の恋人のフリをすることになった俺、桐生慧輝。どうやら最近、先輩に付きまとっているストーカーがいるらしい。先輩のためにも俺が犯人を見つけなければ！　書道部の面々の視線を感じながらも、恋人プレイとして先輩に膝枕をしてもらったり、一緒にポッキーゲームをしたり、の日々。このまま先輩の本当の恋人になってしまうのも悪くないかもなんて考えてしまったけど、一体、犯人は誰なんだ？　小春先輩と翔馬の恋の悩み（のろけ）に夕妃さんとの休日デート、他にも盛り沢山でお届け！　の新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、まだまだ盛り上がり続ける第８弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐治駿河]

志帆会長との仮面カップルが前半のメイン。割とあっさり会長がNTR属性であることが判明して解決（？）しました。後半は小春と翔馬の物語と翔真の姉の夕妃の物語ですね。これまで通り面白い作品ですが、プロット的には会長のNTR属性のネタばらしまでを１巻丸々使ってもよかったかなと思います。後半部分はSSの分冊で他の話と合わせて読みたかったですね。それにしても瑞葉しか勝たん。瑞葉が負ける要素が見当たらない。

2024/08/06

[まりも]

生徒会長にストーカーの魔の手が迫る⁉︎なシリーズ第8弾。この作品にまともなヒロインは出てこない。生徒会長さんも変態さんでしたか。予想通りというかむしろここでマトモなヒロインが出たら正気を疑うまである。そんな訳で変態濃度ぐんぐん上昇中な本作だが、どうやら物語の終わりが見えてきたようだ。今は無自覚な慧輝の好意は一体誰に向いているのか。終わりを匂わせた事でこの変態ラブコメの結末が更に気になることになってきたが、林間合宿で何が起きるのか。もしかしたら遂に脱落者が出ちゃうかも⁉︎なんにせよ次巻が楽しみだ。

2019/08/03

[真白優樹]

生徒会長である志帆に迫るストーカーを追い払う為疑似恋人になる中、翔馬と小春が喧嘩したり夕妃の相談に乗ったりする今巻。―――王子も知らぬ王子の想い、姫は彼の目の前に。　やはり変態だった志帆の性癖が明かされる、真面な女子はいないと思い知らされる今巻。そんな今巻は、いつもの騒動の中にふと終末の予感が香る巻であり、慧輝自身も知らぬ彼の想いが匂わされる、いつか姫を選ぶ結末を予期させる巻である。ふと香る別れの予感の中、限られた女子達が向かう非日常。そこで待ち受けるイベントは何を齎すのか。 次巻も須らく期待である。

2019/07/29

[リク@ぼっち党員]

鷹崎先輩のターンで生徒会メンバーの性癖もフルオープン。また業の深い性癖だ。高校生でこれ拗らせたらマジで大変そうだな。慧輝以外の誰かを巻き込む性癖は初めてだったので、絡みが増えたら物語を動かしてくれそう。ここまで来ると実は慧輝も何かとんでもないモノを隠してるんじゃないかと心配になるな。最近変態への耐性からか誰にでも優しくしてたけど、慧輝の内心にも触れられ、グダグダハーレム展開で終わるルートは閉じられたっぽい？ 次は林間学校。二年生オンリーのイベントで発生するのはエンディングへのフラグか、脱落の宣告か。期待。

2019/07/24

[niz001]

かなり迷惑な性癖だった生徒会長。『先に書道部メンバーに話通しといて、ついでに小春さんにも協力要請しとけよ』と思っちゃたよ、結果必要なかったけど。実は嘘でしたって…。

2019/08/19