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内容説明
古泉智浩初の巻数ものにして、初の自伝的ストーリー。地方在住のさえないパチスロ店員が、空手を習い始めたことで自信をつけ、ヤンキー相手に通り魔活動を行います。かたや元・婚約者が勝手に産んだ子供に養育費を払わなければいけないことに憤り、合コン、そしてテレクラやデリヘルで理想の女性を探す日々を送ります。迷走の果て、主人公がつかむものは何なのか? 「漫画アクション」連載時、その最終回がかつてない大反響をよんだ、文字通りの迷作にして、大名作です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カトキチ
1
ストーリーテリングも街の描写力も各キャラクターのリアリティも含め、すべてを出し切った渾身の作品にも思える。『血と骨』のようだと言われているが、ぼく自身は現代版『人間失格』のようにも感じた。音楽で言えば、Weezerの『Pinkerton』やBlurの『blur』である。死にたいほどの現実と他者に対する殺意と暴力、そして、ヤッてもヤッても治まらない性欲と虚しさ、虚無感がむき出しになった中で訪れる衝撃のラスト、全てが完璧に機能した珠玉の作品だ。 2009/06/26
こにいせ
1
花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の亜流というか。ゼロ世代、青春ルサンチマンセックスバイオレンス。自分のダメダメさにはじまる、人に対する「逆怨み」のような破壊衝動を、二巻でどのような形で昇華させるか。2010/03/02
緑虫@漫画
0
つぎの巻につづく2009/12/24
くぼみ
0
どこに着地したいんだろう、ただただなにも見えてこないまま読み終えてしまった。国森の人生観はどのあたりから大きく変わりだすのか。2巻は読まないかもしれない。2009/03/20
garth
0
空手道場越道会2009/03/14