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内容説明
20年前の世界へと戻り、小学6年生となった漫画家志望の32歳「向井和也」は、2度目の人生を欲望のままに生きる事にした。初恋の幼なじみ「アンナ」を自分のものとする為、計画を進めるカズヤ。そして2学期の始業式、転校生「外海いづる」がクラスにやって来る。それはカズヤの最初の人生では記憶にない存在だった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラシニコフ
11
レイプ未遂、とか、夜這い、とか。てか、ラストの一言が超衝撃的。 ★★★☆☆2016/02/08
またの名
8
透明人間になったらどうする?と同じく人生をやり直せたら?という質問に対する表面的な解答の背後に隠れた、邪な欲望のままに生きる選択。幼いとき惚れた少女を夭逝したため発酵する妄想の中で純化できた詩人ダンテは光の聖歌を創り上げたのに対し、道徳を放棄する永遠回帰の暗黒哲学みたいな方向を選択しアンナに執着を続けるカズヤ。そして判り易く随所でアーメンとか十字架とかアンナの家族はクリスチャンと示す描写が挟まれる。ゲスで安っぽい筋書きに見えたとしても、底辺男性を描く現代性と文学性の点で現代文学はもう敗けてるかもしれない。2021/08/22
文月葵
7
無邪気ならぬ邪気の楽園の第2巻。前回ラストで物語に乱入して来たパッツン眼鏡っ娘が予想通り和也さんの計画を妨害してくれます(笑)。どの道、本人は小六にして詰み確定と踏んでいるので捨て身覚悟の強行に出るわけですが、同じく目的を抱いてリスタートしているパッツンが良いところで茶々入れてくれるのです。個人的にはアンナなんか良いからもっと郁美と仲良くやって欲しいんですが、和也の執念は強い。まさか小学生のドロドロ展開が見れるとは思わなかったので貴重です。衝撃的な引きで描き方も秀逸。次で完結というのは実に惜しい名作です。2014/10/21
赤魚
5
次が最終巻と知ってホッとした。こんな悪夢続いて欲しくない。2015/05/04
しらたま
3
ああやっぱりあの子はアイツの……なるほどタイトルはそういう……あああ……アンナ……/ちょっと3巻を読む勇気がまだありませんが、いつか挑戦したいです。2022/10/18