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内容説明
巨大で堅牢な出雲の国津神を封印すべくカムヤライド、ヤマトタケル、そして2人が出雲の地で出会ったイズモタケルの3人は協力して戦うことに。
一糸乱れぬ連携が必要となるが、三人は、その心・技・体、すべてをもって難敵へと挑む!
そして物語は、ヤマトの精鋭たちもひかえる畿内へ――。
その道すがら、待ち構えていたのは、モンコとヤマトタケルが安芸の地で出会ったあの謎の旅人で――…。
予期せぬ再会に新ヒーロー登場!?
古代変身ヒーローファンタジー、第2巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
25
「お前、一つ考え違いをしているぜ」「へえ?」「勘定に入れなきゃならない奴を数え忘れてる」。積読消化。出雲に出現した新たな国津神・高大殿(タカパルドン)との激闘の顛末から、神々を各地で起こし扉を「開く」黒幕・ウズメとの対峙を挟んで、百済から運び込まれた「積荷」の護衛を受け持つ黒盾隊が遭遇する新たな国津神に立ち向かうその守護神・オトタチバナの変ずる人間の新たなる牙「女盾攷(メタル)」の登場まで。オトタチバナ、どんな可憐な娘さんかと思ってたら何かものっそいメスゴリラが来ちゃったぞ(笑)(以下コメ欄に余談)。2019/10/15
緋莢
9
カムヤライド(神逐人)に変身し、国津神を封じるモンコ。 出雲ではタカバルドン(高大殿神)を相手にしますが、その巨大さに加え、鉄の産地である出雲で生まれたため、硬い表皮を持っています。ヤマトタケルが良いサポート役になってきており、連携が見事でした。国津神を起こしている男の狙いも未だ分からないまま舞台は難波へ。強固な盾を持つ黒盾隊、その頭として登場したオトタチバナも、まさかの変身!(続く2019/08/11
そのじつ
8
待ってました!第2巻。非常にツボのアイテムが揃っていて漫画オタクには堪らない一品。時代劇漫画を掲載する雑誌むけの作品として設定した時代が古代の古墳時代。活劇ものの主役として選んだのが変身ヒーローだった!?どこをとっても一筋縄ではいかない久正人おもしろい。1巻では守られる立場だった若造ヤマトタケルが、熾烈な戦いの中で成長してゆく様もいい。しかし何よりバトルシーンの殺陣がダイナミックで華麗でカッコいい!新しい美学を持った変身キャラも登場し、ますます楽しみ。古代日本の謎についても大風呂敷広げてって欲しい。2019/08/12
集積屋
3
故あって1、2巻をまとめて読了。実は氏の作品をまともに読むのは初めてなのだが(何故か周辺展開ばかり追いかけるばかりの縁だった)バキバキの明暗、油断したところで活かされるファクター、独特にして愛嬌と外連と格好良さが混合されたデザインワーク、そしてピースが奇抜であるが故にさらに際立つ物語の王道性、となるほど確かに熱心な支持者が多いはずだと納得させられる。今巻は多くの人が言う通りオトタチバナの存在感が際立っているのだが、一方カムヤライドとも違う<メタル>のシステム周りがまた面白い。続刊も追おう。2020/01/11
辺野錠
2
出雲編が終わったと思ったら2人目のヒーローポジション登場、しかも光の剣を振るってあからさまに金属系ヒーローと言う訳でぶったまげる。変身前のキャラクターも強烈。緊縛ノルマが達成されるのは一安心。2020/08/03