内容説明
秋本番。お酒大好きOL月子が出かけたのは、東京・青梅の蔵開き。『純米生原酒しぼりたて』に『純米大吟醸』、三百年ものの杉で作った木桶で寝かせた日本酒に、梅酒や竹酒……。ずらりとそろう銘柄を前に“日本酒帝王”月子はどこまで飲み干せるか!? さらに、昔は日本酒が大の苦手だった月子が、一瞬にしてその価値観を変えるきっかけになった幻の“花薫る日本酒”も登場。飲み女子必読の大人気ごほうび晩酌小説、待望の第2巻(おかわり)登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
52
酒蔵の蔵開きや日本酒バー、周りを気にしなく良い気楽な家飲み等、呑兵衛女子3人が様々なお酒の楽しみ方を見せてくれる呑兵衛物語第2巻。これを飲めば酒を買いに行きたい欲求に駆られ、この本を肴にお酒も楽しめそうな酒飲みにはたまらない作品です。居酒屋やバーでのお酒も楽しいですが、家で自分で新しい肴作りやお酒のブレンドに誰にも迷惑をかけずに挑戦出来る家飲みも魅力的で、それぞれ違ったお酒の楽しみ方があって良いですね。私はあまり日本酒は飲みませんが、今回は日本酒のオンパレードだったので、今度色々と挑戦してみたくなりました2019/07/13
はる
38
今回は日本酒三昧です。蔵開きに家呑みに試飲大会。ずっと思ってたけど、これだけ呑んでて二日酔いの頻度が少ないよね。流石。どれもこれも美味しそうな日本酒ばかり。飲めなくても呑んでてみたくなるから不思議。2020/08/04
えみちゃん
30
シリーズ第2弾です。前回タイトルに惹かれ偶然手に取った本でしたが、今回もまったくのノーマーク。偶然本屋さんで見つけさっそくゲット!(笑)さて、今回出合うお店とお酒は・・。秋本番ということで「蔵開き」に星菜(せな)とふたりで訪れた月子さん。蔵内を順に巡って新酒を飲んでいくんですが・・。今回も飲んだことのないお酒がいっぱいでものすごく気になります。(笑)当然、お酒ばかりではなく出てくるお料理もどれもおいしそうで私も彼女たちといっしょに飲みたいな。(笑)私も若い頃はよく飲みに行きましたがいつも誰かと一緒だった2019/08/06
ドナルド@灯れ松明の火
28
2作目は日本酒メイン。日本酒の良さをアピールするその書きっぷりに日本酒愛が溢れている。今日本酒はすごくおいしくなってきている。その流れをうまくとらえた作品だった。お薦め2020/01/12
さえ
25
シリーズ2作目。前作は様々なお酒が出てきたが、今作は日本酒が中心。初めから私の好きな島根の日本酒「月山」が出てきて、テンション急上昇↑!お酒に合う料理も色々出てきて、片っ端から日本酒片手に食べたくなった。最後の、イベント会場での鍋×蕎麦×ご当地グルメの数々×日本酒なんて最高の組み合わせじゃないか!青梅の蔵開きにも行ってみたいなぁ。星菜が京都で会ったおひとりさま女子の結子さんはもう出てこないのかな?前作は月子視点だけで話が進んだけど、今作は飲み友達の星菜や同僚の北山視点での話もあったので、そこも楽しめた。2020/05/31