内容説明
グローバルの連結決算に、なぜ2週間も! ?
ボタン1つで経営情報を瞬時に取得する。
基幹系システム刷新、厳選10事例と成功の方程式
市場の変化が激しく、経営環境が厳しさを増す中で競争を勝ち抜くには、グローバルの経営状態を瞬時に、かつ的確に把握できる基幹系システムが不可欠だ。
にもかかわらず多くの企業のCxOからは、「経営が求める分析軸での正確な情報が得られない」「グローバルでの最終的な業績レポートができるまでに最低でも2週間かかる」など、悲痛な声が後を絶たない。SAP製ERPのサポート切れなどシステムそのものの陳腐化・老朽化も影を落とす。
デジタル時代の厳しい競争を勝ち抜くには、基幹系システムを、厳密な経営情報を手軽かつスピーディに入手できるものに刷新しなければならない。本書では、多様な業種、規模の企業に役立つよう厳選した8社10件のモダナイゼーション事例を取り上げ、ポイントを具体的に解説。日本企業の海外展開で100件以上のSAP製ERP導入プロジェクトを通じて培った経験と方法論から、基幹系システム刷新の「成功の方程式」を明らかにする。
目次
第1部 基幹系システムは経営そのもの
第2部 失敗しないモダナイゼーション
第3部 実践グローバルモダナイゼーション
■消費財メーカーA社
スピード重視でM&A後の基幹系を構築。3つの地域で3つのアプローチ
暫定版で急場をしのいだ大型買収/システムをそっくり買い取った新興市場/
経営権移転まで現地と接触できないまま、創業初日から基幹系を本番稼働
■機械部品メーカーE社
国内外14拠点のシステムと業務プロセスをERP標準で統一
■機械部品メーカーF社
2年間で4リージョン、10拠点へERP展開
■産業財メーカーH社
連結売上高は約1500億円、連結子会社は約40。
日本本社+3極 2拠点体制で挑んだ「グローバル一気通貫経営」実現までの道
ほか8社10事例を紹介
第4部 グローバル経営と情報システムの未来
感想・レビュー
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