グローバル経営のモダナイゼーション

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グローバル経営のモダナイゼーション

  • ISBN:9784296102129

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内容説明

グローバルの連結決算に、なぜ2週間も! ?
ボタン1つで経営情報を瞬時に取得する。
基幹系システム刷新、厳選10事例と成功の方程式

市場の変化が激しく、経営環境が厳しさを増す中で競争を勝ち抜くには、グローバルの経営状態を瞬時に、かつ的確に把握できる基幹系システムが不可欠だ。

にもかかわらず多くの企業のCxOからは、「経営が求める分析軸での正確な情報が得られない」「グローバルでの最終的な業績レポートができるまでに最低でも2週間かかる」など、悲痛な声が後を絶たない。SAP製ERPのサポート切れなどシステムそのものの陳腐化・老朽化も影を落とす。

デジタル時代の厳しい競争を勝ち抜くには、基幹系システムを、厳密な経営情報を手軽かつスピーディに入手できるものに刷新しなければならない。本書では、多様な業種、規模の企業に役立つよう厳選した8社10件のモダナイゼーション事例を取り上げ、ポイントを具体的に解説。日本企業の海外展開で100件以上のSAP製ERP導入プロジェクトを通じて培った経験と方法論から、基幹系システム刷新の「成功の方程式」を明らかにする。

目次

第1部 基幹系システムは経営そのもの
第2部 失敗しないモダナイゼーション
第3部 実践グローバルモダナイゼーション
■消費財メーカーA社
スピード重視でM&A後の基幹系を構築。3つの地域で3つのアプローチ
暫定版で急場をしのいだ大型買収/システムをそっくり買い取った新興市場/
経営権移転まで現地と接触できないまま、創業初日から基幹系を本番稼働
■機械部品メーカーE社
国内外14拠点のシステムと業務プロセスをERP標準で統一
■機械部品メーカーF社
2年間で4リージョン、10拠点へERP展開
■産業財メーカーH社
連結売上高は約1500億円、連結子会社は約40。
日本本社+3極 2拠点体制で挑んだ「グローバル一気通貫経営」実現までの道
ほか8社10事例を紹介
第4部 グローバル経営と情報システムの未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

79
企業における今後のシステムの在り方を論じたもので、幹部がどのような考え方をもってシステム化をおこなっていくかの方向性を最初に示しています。メーカーを中心とした事例を8社ばかり紹介しています。やはり経産省の2025年の崖ということをかなり意識しているのでしょう。最後に将来的な観点でのまとめを書かれておりコンパクトながらまとまっている本だという気はしました。2019/10/22

Nobuyuki

1
SAP社のシステムのグローバルでの導入時経験に基づいた書籍だが、複数地域に複数拠点を有する企業グループのシステム更改の考え方、留意点、成功例・失敗例を頭の片隅に入れて置くことは、業務遂行の際の参考になると認識。2019/07/23

Koji Yamada

0
NTT コムの宣伝本。どのようにシステムを構築するかは参考になる。よくシステムのグローバル化が重要と言われるが、サプライチェーンがグローバルにつながる場合や、グローバル製造コスト比較を行う為には必要であるが、そうでないなら、適材適所にシステムを構築出来ず、コスト増となってしまう。特に国内取引を主としている業種は人口減少や高齢化によって需要が減る為、ダウンサイジングが必要となる。よって、高コストのシステムは導入出来ない。これが日本企業の現実である。2021/01/22

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