角川文庫<br> 小説 天気の子

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角川文庫
小説 天気の子

  • 著者名:新海誠【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2019/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041026403

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内容説明

高校1年の夏、帆高(ほだか)は離島から家出し、東京にやってきた。連日降り続ける雨の中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は不思議な能力を持つ少女・陽菜(ひな)に出会う。「ねぇ、今から晴れるよ」。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。長編アニメーション映画『天気の子』の、新海誠監督自身が執筆した原作小説。
(C)2019「天気の子」製作委員会

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

436
映画未鑑賞で読む。視点がけっこう変わるので読みにくく感じた部分があるが、小説としての読み応えがちゃんとある作品。「君の名は。」と同様にボーイ・ミーツ・ガールを描いたお話ではあるものの、エッジはこちらの方が効いている。特に物語後半、主人公の少年が大人や現実に追い込まれていく展開は、かなり好みでバッドエンドすら予想した。読み終わって作品の着地点に少し驚きを感じるとともに、不思議な爽快感もある。ただ人を選ぶ要素も大いにあるようにも思った。何にせよ映像映えしそうな場面多々で、アニメ映画の方もやはり観たくなる。2019/07/23

へくとぱすかる

399
映画はまだこれからです。ぜひ見たい。「君の名は。」以上にアクションが多く、登場人物の立場が不安定なままで物語が進んで行くので、ハラハラし通しでした。読む前にタイトルから予想していた展開とは違っていましたが、予想通りなら映画の時間枠にとても収まらなくなるでしょう。ボーイミーツガールの要素とパニックの要素との同時進行。意外に人々のたくましさも感じましたが、気象の近未来図と考えると、ちょっと心配にもなりました。2019/09/25

寂しがり屋の狼さん

388
「僕たちは、大丈夫だ」ラストで帆高が陽菜にかけた言葉。誰もが自分だけの『世界』をもがきながら生きている。その姿を誰かが見てくれている…「大丈夫?」と気にかけてくれる人がいる。そのことが大きな支えとなる。私も【必死にもがこう】かけがえのない大切な人の『大丈夫』に自分がなれるように2019/08/18

岡本

267
映画版鑑賞済み。あとがきで新海監督が書いた様に映画と小説では表現方法が異なるので、小説は小説で楽しめる。映画では語られなかった登場人物たちの感情が地の文で読むことができたり、より細かい描写を読むことができたり。新海監督のあとがきとRADWIMPS・野田さんの解説も必見。映画を観た人は是非小説版も。2019/08/20

mae.dat

238
(読んで欲しくて)脚本を送って、感想をデモ曲で返して、これだってなる間柄良いですね。 ペテルギウス流星群を観たいって、天文部の娘。奇しくもこちらは明日ふたご座流星群の極大。今朝は晴れていてふたご座もバッチリ見えました。流星は見れなかったけど。明日明後日辺りチャンスが有ると良いな( ¨̮ )。 2020年にやって来たネオワイズ彗星。特に7月の明け方、寝室から観える筈だったんよ。双眼鏡を枕元に愉しみにしてたのに、ずーっと曇りやった(ó﹏ò。)。1日ぐらい晴れさせて欲しかった。いや、命と引き換えなら結構です。2021/12/13

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