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内容説明
大真面目にナンパな地域活性化に取り組む地方公務員の、超ユニークな挑戦とは。
オレンジのパンツにモヒカンヘアー、そして元ナンパ師。一見すると、とても市役所職員には見えない著者が、人口約7万人の長野県塩尻市でナンパで面白い地域活性化策に取り組み、全国から注目を集めています。
「ワインなのだ」「月に一度の居酒屋なのだ」「ぐるぐるカレーなのだ」……シャッター商店街を活性化させるため、市職員たちが自腹で空き家を借り、独特のイベントを仕掛ける「空き家プロジェクトnanoda」ほか、超ユニークな取り組みが、街を変え始めています。
その独特の発想と取り組みは、どうやって生まれるのか。「PDCAは、小さなdoから始める」「プライベートで活動すれば、仕事にフィードバックされる」など、「公務員」の枠を超えて活躍する著者の仕事観、生き方観は、多くの人にとって面白く生きるヒントになります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
96
塩尻市の山田さんは市役所職員でありながら公務員らしからぬチャレンジをしていく風変りな人、まず小さなdoから始める、一大プロジェクトはするのでなく思いついた小さな事から始めそこから大きく変えていく、民官協力して新しい試みをどんどん進めて行く実行力は凄い、利益に囚われない公務員だから出来る事もある、保守的な田舎では変えるという事が出来ない、前例に倣ってが当たり前、上司にも恵まれているんだな民間でも自分の保身ばかりで部下に責任は俺が取ると言ってくれる上司はなかなかいない、うちの市も変えて貰いたい。2019/11/01
hatayan
37
著者は長野県塩尻市の職員。学生時代に麻雀やナンパに没頭した経験から人間観察、損切りの手法を学習。地域の間で連携すること、寛容であること、考える前に動くことで生まれる偶然の出会いを大切にして、住民を巻き込んだ活動を実践。いつの間にか「おかしな公務員」になっていたという話。 「公務員は定年まで40年間も、目の前の困っている人に寄り添うことができる。明確な解決策を出せなくてもクビにはならない。」公務員にしかできない仕事がある。壁に突き当たりながらその都度乗り越えてきたからこそ紡ぎ出せる言葉が力強く迫ります。2019/08/21
hiro
35
長野県塩尻市にこんなにオモロイ公務員がいたんだー!とびっくり‼️ そういえば、塩尻市って面白いイベントをたくさん企画していたよな、と思い直し納得。 「仕事をするのは週40時間。残りの128時間を使う覚悟を持てば、どんな冒険だってできる」まずは小さなdoから。仕事に対する意識が変わった。変わったならdo!行動に移さなきゃね。そこからスタートだ。明日から見える景色が変わってきそう(^^)2019/09/23
まゆまゆ
15
長野県塩尻市のいち市役所職員の仕事論。PDCAのPを飛ばして小さなdoから始めてみる。目の前の最初のひとりを大切にする。をモットーに突き進んできた結果、公務員らしからぬ稀有の人材へと進化を遂げた様子が伝わってくる。成功するまでやり続ければ失敗はない、を忠実に再現しているのもすごい。2019/11/14
笑う門には福来る
15
エネルギーが素晴らしい!自分にも何かできそうな気がしてくる本。公務員にできるコトって、もっと限られていると思っていた。その制限すら強みに変えている。こんなにいろんなことができるなんて。町と民間との協働モデル。すべての町が真似したら日本全部がオモシロくなると思う。 読書メーターで見ても、この本を読んだ人が少なすぎてもったいない。2019/11/02
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