内容説明
新宿に巣食う闇の存在に、いち早く気づいた少年たち。特殊能力を持つ彼らは、それを駆使し闇に対抗すべく集った。――彼らの能力は、互いにパートナーを得ることで最大限に力を発揮する。そのため、パートナーを闇にさらわれたリーダー・リュウトは、充分に力を使えないでいた。それでも、彼は諦めずに戦う。闇を拭い去り、自分たちの未来を掴むために。光と闇の物語が、今、始まる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カナン
10
敵対するのは、月夜の下では凄惨な美しさを宿す黒髪の麗人。日光の下では言葉を発することすら出来ぬ醜悪極まりない人を食らう化け物。けれどそれでも、恋は時に全ての自制も立場も理屈も通用しないところから溢れてしまう。背に生えた青い翅の美しさも唸る事しか出来ぬ声帯も、それは可憐な仲間を奪い去った、殺しても殺し足りない相手。憎くて憎くてひたすらに憎くて、そして殺されたいぐらいに愛してしまった。運命も神様も要らない。過去も未来も要らない。其れなら愛して食って食われてしまいたい。エデンを捨てた裏切り者達の目指したエデン。2013/09/07
夏音
2
文体が凄くて、何が凄いって厨二ポエムがふんだんに散りばめられててこれがホントにキツいwwwww耐えられそうにないと思ってたけど気付けばページも半分まで来てたので最後まで読んでみた。ギルティクラウンみたいな設定ですね。文体さえ慣れれば何とかなるし全３巻買ったので読めたらいいなと思ってます。2015/03/27
柚桜
1
ちょっとペルソナ３みたいなストーリだ。と思っていたが・・・まさかそっち系？みたいな2007/09/17
