内容説明
東京の神楽坂は、石畳の路地で有名な花街。まるで迷路のように広がるその路地のひとつに、不思議な学校があった……。
如月由那は、街で出会った老婆に頼まれ、教師としてある学校で働くことになった。ある学校――それは、あやかしの通う学校だった。不安を抱きつつも、頼まれたら断れない性格の彼女は、どうにか教え子のあやかしたちと向き合う決意をするのだったが、そこに妖怪退治の祓い屋・蒼野秋斗が現れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
44
東京の神楽坂は、石畳の路地で有名な花街という。京の祇園のようなところかとつい誘われて。それもまた嬉しい事に人と妖の仲立ちをする養護教諭さん。妖相手だからそうそう人間の先生がいるわけではないから、養護教諭を兼ねて人間社会を教える事になるのだが・・。人と妖が仲良くなれるかどうかはやっぱりそれぞれの意識の違いがあるから善し悪しの判断は別として夢のあるほっこりするお話でした。明日はこの続きを♪2020/05/28
rosetta
21
★★★☆☆タイトルに神楽坂とつく以上読まないわけにはいかない、例えどんなに自分の趣味とかけ離れていようとも(笑)で、やっぱりタイトルと表紙からわかる通りの内容。ぶっちゃけて言えばあえて読まなくても想像つく。ところどころに神楽坂の地名や店名が入ることだけが特徴。2019/10/16
はなりん
18
養護教諭を目指しているものの中々就職出来ない由那。黒猫の怪我の手当をしたことで、あやかし学校の先生になることに。最初はイヤイヤ始めたけど、あやかしの生徒達との交流や人間とあやかしの間の問題に巻き込まれながら、段々あやかしの先生としてのやりがいに目覚めていく。祓い屋の秋斗さんとの恋愛の進展も期待。あやかしの生徒達が皆可愛い！2020/09/26
よっしー
18
養護教諭として働きたいと願った結果、行き着いたのがあやかし学校。生徒も少なければ、すべての授業を受け持つはめになり…。あやかしと人間、考え方に違いはあれど、お互いに理解すれば歩み寄れるかもしれない。そんな風に思いながら読み進めました。秋斗は由那に感化されすぎている気もしますが、今後どうなるのか楽しみです。何より 個性的な生徒に癒されます。2020/07/24
おれんじぺこ♪(16年生)
17
図書館で見つけた新しいシリーズ。サクッと読めます。こういうのって必ずといっていいほど「誰もが振り返るイケメン」が出てくるんだよね。その設定っている？←イケメン興味ない人 2022/09/12
