内容説明
100m以上滑空する毒ヘビがいる、ハイエナのメスにはペニスがある、42.195kmを走り続けられる動物は人間だけ……いろいろな動物のすごい生態や意外な性質、動物に関する人間たちの思い込みを覆す知識が満載。動物行動学の専門家であり、テレビや映画などの監修なども数多く手がける著者が深く語る、「思わず誰かに話したくなる動物雑学」。知って楽しい、話して楽しい情報を得られる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
196
動物の生態、行動様式にはいちいち理由がありますね。特に「すごい怖い」の章はすごい怖かったし、「すごい切ない」の章はすごい切なかった。ゴリラが可愛いよ。ゴリラ愛が少し高まりました。坊主は「ネコの身体はにおわないのに、イヌがくさいのはなぜ?」に受けていました( ¨̮ )。2022/02/11
ゆみきーにゃ
56
《図書館》タイトル通り色んな動物の雑学がギッシリ詰まった本。学術的にではなくすごく分かりやすく書かれていたので、あっとゆう間に読めちゃいます。オポッサムの死んだフリがうますぎて可愛い。2016/12/23
鈴
45
ヘンナちゃんご紹介。動物に興味のある方はオススメ。「すごいカタチ」「すごいエロ」「すごい怖い」「すごい誤解」「すごい切ない」「すごい腹黒」「すごいヒト」の7章に分けられている。写真がカラーだったら良かったのになと思ったけど、内容は様々でとても楽しめた。有名な「かわいそうなゾウ」が餓死させられた本当の理由は辛い。また、たまたま最近見た映画「ジャングル・ブック」の中で、乾期の水場は肉食動物も草食動物も争わずに水を飲むというシーンがあり、そのことも書いてあったので、絵空事ではないんだね、素敵。2017/04/09
shiman
14
深さは求めない雑学本。三毛別羆事件「袈裟懸け」の通称と内容が怖い。クマは肉食から草食に「進化途中」なんだとか!サファリパークの餌やり体験で間違って絶対にライオン用の肉をあげないように、と散々注意を受けたのを思いだす・・・。2017/07/29
みっし
6
新しい知識となったものはあまりなかったが、とても読みやすい一冊。もう少し絵とか図があったら良かったなぁー。動物の笑い、人の笑いという項については、ちょっと哲学的なにおいがした。2015/09/28