内容説明
本書は、25年以上、4500人の生徒を指導してきた著者による「子どもの英語教育」を1冊にまとめた本です。日本、アメリカ、中国で英語学校を運営し、グローバル社会に多数の人材を輩出した著者による実用的な学習方法を、ごく普通の日本人家庭でも実践できるようにしました。
◎英会話教室に通わず
◎海外留学せずに
◎「リーディング力」を高めることで
◎世界トップレベルの英語力を身につける
方法を、余すところなく紹介しています。実践すれば、
◎コミュニケーション力、論理的思考力が身につく
◎受験英語は対策なしでほぼ100点満点で突破
◎返済不要の奨学金で海外留学できる
など、たくさんの副産物を得られます。
ほかにも、
★いま大注目「フォニックス」の教え方
★かけ流しにおすすめの曲
★アルファベットカードの作り方
★多読におすすめの本リスト
など情報満載です。
「子どもが社会に出る時に求められる技能」を与えるのが教育です。これから先20年、日本のグローバル化は加速し続け、日本人の暮らし、学び、仕事を大きく変えていきます。
1997年のアジア通貨危機によりグローバル化が急速に進んだ韓国では、「一流大学を出ても英語ができなければ就職できない」という事態になりました。日本でも、競争相手が世界中の人になる時代はもうすぐそこ、もはや英語は待ったなし! の状態です。
ぜひ本書の内容を実践し、お子さんを世界のどこでも活躍できる人間に育てる手助けとしていただけたら幸いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しろくま
19
小学校5年の必修化の時点で、ずば抜けて英語ができていること。それはかなりの強みになりますね。語学とその他の特技があれば確かに活躍の機会は増えるかもしれません。平仮名などの文字に興味が出るタイミングでアルファベットも一緒にフォニックスを覚えてしまえば…!!日本語も英語も一人読みができるようになれば後は勝手に伸びていってくれそうですね(^o^)そうなってくれるよう、環境を整えてあげられればよいのですが…どうかな~。2019/12/30
エミ
4
英語を学ぶ意義などの前半はさらりと流し、後半の教育法について読んだ。内容は断片的に知っていることが多かったけれど、体系的に纏まっているのは良かった。乳幼児期のかけ流し。フォニックスとサイトワーズからのリーディングと、ライティングについて。多読の大切さも説明。私の良いと思ってきた内容が多く、納得感のある本だった。2022/11/29
ほーん
3
子供の英語教育について、目標設定から実現するまでの道のりが丁寧に書かれていてすごく参考になった。 親の役割は環境づくり。そして教えない。楽しめるように導く。レベルに合った教材、子供の興味のある本の多読をすることで英語力をつけていく。リーディングが大切だと知ったのでできることから始めていこうと思う。定期的に読み直しておうち英語を充実させていきたい。2023/02/26
隠れて読書
3
小学校5年生から必修化される英語。英語を使わずに生活できてしまう日本で、いかに我が子に英語を身につけさせていくか。その方法として筆者はフォニックスを身につけ、リーディング(reading)をひたすらすることを勧めています。親がすべきことは、英語を教えることではなく、その環境を整えてあげるだけ。音声はネイティブのYouTubeやAudio bookでOK、というお話。 子供の段階に応じて、いろいろと便利な教材(無料が中心)を紹介してくれています。子供、親両方に無理なく、細く長く続けるのが大事。できるかな。。2019/09/04
本読つばき
3
これからの日本は、語学力のあるメンタルタフネス(向上心の高い)な外国人との競争社会になるため、多様な人から信頼を得るためのコミュニケーションスキルと、英語力(英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ力)を身につけることが大切。 そのためにどのようなことをいつ(何歳で)学ぶといいかがとても具体的に書かれています。 英語を身に着けさせたい親御さんにおすすめの本です。 ちょうど我が子が2才&4歳なので、聴き流しなどして、英語と触れる時間を多くとれればいいなと思いました。2019/07/12