内容説明
「イスラム」「ローマ法王」や、時折メディアをにぎわす「宗教法人」など、
ニュースにしばしば出てくる「宗教ワード」をざっと知っておかないと、
それに関連する情報をよく理解できません。
本書は、世界のおもな宗教にまつわる「必要最低限知っておくべきポイント」を、
池上彰氏がやさしく解説。
イラスト図版を使いながら、誰にでもわかりやすくまとめられた一冊!
※本書は、小社より刊行された
文庫『[図解]池上彰の世界の宗教が面白いほどわかる本』
『[図解]池上彰のニュースの基本が面白いほどわかる本』〈一部のみ〉
をベースに再構成・改題・各所アップデートの上、新たな章を増補してリメイクしたものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
66
お馴染み池上彰氏による解説で世界の宗教についてまとめた教科書的な一冊。世界を理解するためには宗教に関する知識が必ず必要になります。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教、仏教、ヒンドゥー教、神道といった主な宗教をわかりやすく解説しています。さすが池上さん、一応「3時間」でざっと学べました😅イスラエルに肩入れするアメリカの意図が理解できました。2021/12/27
かおりん
24
世界の宗教がざっと学べた。やはり「神道」が興味深かった。八百万の神というのは、神様の数がとてつもなく多いことを言い換えてある。神社の仕組みはパンフレットの配置図などで馴染みあるが、どこまでを指すかは社殿だけでなく鳥居や灯籠、宝物殿、境内の鬱蒼とした木々全てを含めたもの。お寺に大きな壺のような容器に線香が焚いてあるのは身をまとうことで身を清める。悪いところが治るように煙をなでつけるのは二次的な効能である。2019/09/08
mintia
16
宗教に関して苦手意識があったが、イラストも多く説明も分かりやすく理解が深まった。2019/10/10
アルカリオン
15
KindleUnlimited イスラエル建国から70年となる2018年5月14日、トランプ大統領が在イスラエル・アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転した。実はこの移転はトランプ氏が独自に決定したものではない▼1995年に「エルサレム大使館法」が米議会で成立したが、6か月ごとに米大統領が移転の先送りを命じることができるとなっていた。歴代大統領は外交上の悪影響を懸念して先送りを続けてきた。トランプ氏も2017年6月には先送りを命じたが、二度目の延期はしなかった。2021/09/24
PONSKE
14
「『理解不能』で済ませないために」出来事から原因を推測することがあると思う。様々な背景が考えられるが、宗教を背景に発展した事件になると、疎いと言われる日本人には途端に理解不能の出来事と判断される。本書では宗教関連の最近の問題に始まり、個別の宗教を概説する。項目ごとに図があるのが特徴的で、比較や地理的な情報も把握しやすい。この本で少しでも宗教が信仰者に及ぼす影響力を知れば、理解不能から納得に一歩踏み込めると思う。個人的には世界三大宗教以外のユダヤ教、ヒンドゥー教、神道の概略を学ぶことができたのが大きかった。2020/03/16
-
- 電子書籍
- 下町人情銭湯 明日の湯 ポプラ文庫
-
- 電子書籍
- 涙にぬれたプロポーズ【分冊】 3巻 ハ…