自分らしい働き方・育て方が見つかる 新・ワーママ入門

著者名：堀江敦子【著】

ディスカヴァー・トゥエンティワン（2019/06発売）

• ISBN：9784799324776

内容説明

仕事・家事・子育ては「みんなでやる」が、現代のスタイル。
すべてを完璧にこなすスーパーウーマンにならなくていい。
職場にも家族にも迷惑をかけちゃいけない、と気を張らなくていい。
少しのマインドセットで、アクションで、必ず変わる。
あなたらしい働き方・育て方を一緒に見つけていきましょう。

＊＊＊

子どもはかわいい。仕事もやりがいがある。仕事と子育て、どちらも手を抜きたくない。
でも、どうしてもうまくいかないとき、子どもの体調が悪いとき、こんな考えが頭をよぎる。

「保育園に預けるって、かわいそうなのかな？」
「私が子どもの頃は、いつもお母さんが家にいて、おやつは手づくりだったな」
「職場でも、みんな迷惑がっているのかな」

……私、仕事やめたほうがいいのかな？

そんな多くのワーキングマザーたちの悩みに応える、新世代のワーママのバイブルが登場！
本書の著者は、これまで200名以上の赤ちゃんのベビーシッターを経験し、1000以上の共働き家庭と出会い、1万人以上の仕事と子育てに悩む人へ研修や講座を提供。
その中から導き出した、マインドセットとアクションを惜しみなく提供します。

◆“両立不安神話”から抜け出す◆
ウソか本当かわからない、でもなんとなく信じている、ワーママをモヤモヤさせる“両立神話”。本書では、アンケートの中で多かった、7つの神話を取り上げ、それらから抜け出す方法を一つ一つ解説しています。
神話1　「仕事と子育ての両立を完璧にやらないといけない」
神話2　「母親のような子育てをしなければならない」
神話3　「3歳までは母親が子育てしないといけない」
神話4　「イクメンのパートナーをつかまえるべき」
神話5　「男性は今の働き方を変えられない」
神話6　「職場にプライベートを持ち込むべきではない」
神話7　「周囲に迷惑をかけてはいけない」

◆なりたい自分がわかる・人に伝えられるワークシート付◆
両立不安神話から自由になったら、次は、どんな自分になりたいか、明確にしてみましょう。
4ステップのワークで、なりたい自分がわかり、職場でもそれを伝えることができます！
1）モヤモヤ吐き出しシート
2）ビジョンシート
3）アクションシート
4）面談準備シート

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆいきち]

0歳児の平均病欠日数25日超え…。これでは有給が溶けていくのも無理ないか〜。子どもが小さいうちは仕事続けていくのは難しいかなって思っていましたが、3年後、５年後のビジョンを描いて自分の心の軸にしていくことでめげずに働き続けられそう。育児と仕事に追われて自分を見失いそうな時でもこのビジョンの存在は有効かも。そしてこれを職場の人（できれば上司）に伝えておくことで、仕事に対する本気度が伝わる。具体例も非常に分かりやすかったです。子どもは必ず大きくなるし、絶対に免疫もつく！このことを忘れずに頑張ろうと思えました。

2025/02/09

[Sh]

ワーママが悩むのは当たり前、親や祖父母とは時代が異なり、私たちは初めて核家族、共働き、共子育てというスタイルを経験しているのだから。産休育休中の人は復帰後の仕事スタイルの模索のため、是非一読をおすすめしたいです。個人的には、育休明けの子どもの休む日数の平均が参考になりました。実感が湧いていなかったので..子供の成長時期に合わせた長期的な視点をくれた点も良かったです。ワーママの働き方は最先端、子育てという強制力が産前よりも集中して働けるようになるという言葉に元気を貰えました。

2022/03/19

[まる]

働き方で迷っているので読んでみました。 この手の本では珍しく子供がいない人の本でちょっと意外でした。自分がどう働きたいか、子供がどの段階で手がかかるか、夫とどう接していくかなど、本当に入門といった感じの本でした。良かったのは、専業主婦スタイルから共働きへシフトして行った経緯について書かれた部分。今は夫婦二人で働き子供を育てる初めての世代だそうです。母親世代と同じように子育ても頑張らねばと少し思っていたので救われました。

2020/09/05

[りんだ]

仕事上の資料作成に使う目的で流し読み。正直まだ自分の人生を充実させるために時間を使いたいと思っていたが、意外と子育てしながらでも自分の人生を充実させることができると実感。（もちろん、独身時代よりは減るものの、必要以上にハードルを上げる必要はないように感じた） 現実的に幸せに生きていくには、パートナー間・会社内の「プライベート含めた対話」が前提にあったうえで、『なんとかなるさ』と思いながら戦略的に考えていくことが重要なのだろう。パートナーと一緒に読んでみたい。

2023/06/24

[ユキ]

3年後のありたい姿を描く。ほかのキャリアセミナーでもやったから定番なんだろうな。

2022/05/03