集英社オレンジ文庫<br> さよならを言えないまま、1000回想う春がくる

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集英社オレンジ文庫
さよならを言えないまま、1000回想う春がくる

  • 著者名:分玉雨音【著】/焦茶【イラストレーター】
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • 集英社(2019/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086802550

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内容説明

事故の後遺症から「忘却」することができなくなった新川慧。彼女は今までの出来事を全て記憶し、それを何度も思い出しては再体験してしまう。記憶の再生をコントロールする術を見つけ出し、必死に日々をやり過ごす慧。そんな彼女だったがバイト先の同僚・日野山空良から前触れもなく告白された。恋人になり幸せな暮らしを送る二人。しかし、空良にはある秘密が……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

55
もっともっと行間に感情や行動を書き込む余地がある。サブキャラのサイドストーリーだって書けるだろう。レーベルの限界はあるだろうが、やはりキャラには肉体を伴った恋愛をさせないと、と思う。2019/08/07

おかだ

50
さくさくっと読んだ。事故の後遺症で忘却できなくなった慧と秘密を抱える空良の恋愛物語。ありそうで無かった感じの設定で、思いついたとき作者さんは「よっしゃー!」と思っただろうけど、実際書いてみたら絶対難しかったと思う。事実、読んでて何となく難解だった。設定上、場面が行ったり来たり、幻か現実か…みたいなややこしさが凄い。そもそも空良の状態は軽度の時でも周囲に気付かれないように生きるのは無理だろう…と思う。でもラストが良かったので帳消しなくらい楽しめた。2019/12/09

よっち

26
事故の後遺症から記憶を忘却することができなくなり、過去の出来事を何度も追体験してしまう新川慧が、職場の同僚となった日野山空良と運命の出会いを果たす物語。記憶の再生をコントロールする術を見つけ出し、必死に日々をやり過ごしていた慧。彼女に突然告白し付き合うことになった空良がもたらしてくれた幸せな二人の日々と彼が抱えていた秘密。この人と思える存在だからこそ抱いてしまう複雑な想いがあって、その不在を痛感すればするほど相手の存在を意識せずにはいられなくて、そんな不器用で分かち難い運命の恋の結末はとても印象的でした。2019/05/29

ids0721

7
忙しくてなかなか本が読めなかったので久しぶりに! 消えない繰り返される記憶と消えていく記憶。 両極のふたりのどちらを想像しても何が正しいのかは決められない。 ストーリーの流れ的には予想通りと言うか意外性はなかったけど色々考えながら読める良い作品だつたと思います!2019/06/03

栗山いなり

3
忘れる事が出来なくなった女性・荒川慧がバイト先の同僚・日野山空良と恋に落ちる物語。内容はぶっちゃけオーソドックスな恋愛小説だったと思うけど慧の特殊な記憶力が一種の特徴ではあったのかな?2023/12/16

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