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内容説明
“ダメ女たちの人生を変えた” あの米国人料理家が、今度は日本にやって来た!
築地で、料理教室で、日本の台所で…苦手に挑めば人生が豊かになる
前作『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』では、料理ができないせいで自分に自信を持てなくなってしまった女たちに料理の基本的な技術を教え、彼女たちを人生にも家事にも勇敢な「家庭料理人」に変えた米国人料理家キャスリーン・フリン。
しかし、指導する立場の彼女自身にも、料理人として目をそらし続けてきた苦手があった…。それが「魚」である。一般的な米国人よりも、魚を食べるのは好きなほうだ。しかし、料理するとなるとどうだろう?
ある日、キャスリーンはアマゾン・シアトル本社のテストキッチンで、「魚を料理するのがこわい」という日系アメリカ人女性に出会う。日系人でありながら魚がこわいなんて、としょげ返るその様子に同情を寄せるキャスリーン。そして、食文化から魚が切り離せない日本には、もしかすると「こわい魚」を克服するヒントがあるのではないかと考えるようになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
121
作者が英語で書いたものを日本語訳で出版するまでの色々を考えると、その手間ほどの内容もないなと思う。内容からするに、こういったものを企画したのは日本の方だと思うので、せっかくコルドンブルーを出た料理人の方なのだから、対比した向こうの料理を一緒に紹介してくれるなりすればもっと読みがいあっただろう。築地からの引越しを、パリのレ・アールと対比しているのは、なるほどなと思った。2019/08/10
ミライ
40
米国でベストセラーとなった「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室(日本語翻訳版もあり)」の著者であるキャスリーン・フリンが、日本の築地で苦手な「魚」料理に挑んだノンフィクション。外国人のよくある「(特に生)魚」に対する先入観から、「魚を調理することが怖かった」著者が、築地でサカナマスターから料理を学ぶ。苦手に対するアプローチや、新しいことを学ぶことの素晴らしさがテーマの作品、日本人でも知らないような料理の豆知識も満載で面白かった。2019/06/14
ごへいもち
36
「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」が面白かったので。 ほぼ一気読み。今から魚屋さんに行きます♪2019/06/27
たまきら
28
日本文化との出会いが生き生きと描かれ、もうこれは魚を愛する一日本人女子絵として好感を持たずにはいられません。日本で非常に人気が出たという「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」にまつわるエピソードがほほえましかった。母親とのこじれた関係部分は正直閉口したけれど、ま、母と娘って多かれ少なかれあるような気がします。うちの娘さんとの関係はどうなっていくのかなあ。2020/06/27
はるき
23
外国人の視点で見る日本の魚文化。日本人向けに書いているようですが、やはりどこかズレがあります。魚料理が苦手な日本人が増えている(当然私も!)そうですが、食文化を途絶えさせない努力はしたい。…できる範囲で。2020/01/14
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