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内容説明
あいさつができず、パパもママも言えない1歳半の娘、ムーちゃん。 そんなムーちゃんが「自閉症」かもしれないとわかって…!? 理解を示さない夫と一度はぎくしゃくしたけれど、それでも前を向いて、ムーちゃんとともに生きていく決意をした母親の彩。著者自身の体験をもとに綴る、自閉症の娘への愛がたっぷりつまった家族の物語。【※この商品は「ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘が教えてくれたこと~」1巻を1話ごとに分冊したものです。購入の際はご注意ください。】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるごん
16
4巻まで読みました。分かりすぎて涙が出てきます。健診で言われた事も周りとは違う気がするところも。苦しみながらも強くなっていく母、これからも続きを読みたい。2021/04/25
スズコ(梵我一如、一なる生命)
11
自閉症の勉強にもなる一冊。幼子を抱えていれば、自閉症や発達障害はまだまだ可能性がある(というか、発達障害だと個性1つで簡単に症状に当てはまるように見える)。少しでも知識や想いを寄せる物語があれば、自分の子でも他人の子でも気付いた時に少し違う対応がとれるのかなと手に取りました。2019/06/15
十六夜(いざよい)
10
娘が自閉症かもしれないとわかった時、幸せいっぱいだったはずの家族の形が歪み始めた。「他の子より少し成長が遅いだけ」そう思っていたのに、思い描いていた未来も家族も壊れて…。赤ちゃんの時は何も出来なくて当たり前だから気づかないけど、成長するにつれて、同じ月齢の子と"出来ること"の違いに気づき始める。うちの子なんか違うかも…と思っても、認めたくない人が大半なんじゃないかな。一人で戦うお母さんの苦悩がよく描かれてる。2023/10/01
★なおぴんコ★
6
ムーちゃん誕生から、両親が我が子の自閉症を疑いそれを受ける入れていく過程が描かれます。“普通の子育て”や“普通の生活”を願っていたパパとママが離婚しそうになったり、家庭内も揺れます。副題の表記などから、「光とともに」へのリスペクトを感じました。本文より「神様はちゃんと試練の大きさに見合う喜びをいくつも用意して待っててくれるもんだって。そこにたどりつけるように助けてくれる人たちにもちゃんと出逢わせてくれるんだって。私は子どもたちから教えられたの。だから、あなたもいつかビックリするような大きな感動に出逢える」2022/07/19
清水勇
5
現在4巻まで読めた。自分自身が自閉症の娘の育児に気力、体力の限界を感じて、漫画家の継続を諦め育児に10年間専従したからこそ描ける、障害児の親の真実の姿に圧倒される。主人公のおかあさんは決して強い女性ではなく、我々と何も変わらない普通の人間だが、娘の為に悩み苦しみながらも周りの人達の暖かい支えに助けてもらいながら、娘の成長を信じて強くなっていく姿に応援している。著者が明るい性格だからなのか、微笑ましい表現がところどころに折り込まれており読後感が非常に爽やか。主人公の娘のムーちゃんの成長を見守っていきたい。2021/03/21