内容説明
実体験による「相続対策」物語。認知症と行方不明の次男の相続問題でリア王のごとき風貌になった父。長男の私は相続の煩雑な手続き、両親の介護でハムレットのような苦悩に。イラストによる解説で、面白く役立つ実践的な1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
12
そろそろ将来来るであろう両親の介護や相続について考え始めている中で図書館で借りた本。相続については不勉強気味であったがとかく手続きの煩雑さを見ると気が重くなる。それでも当書が言うようにまずは動かねばならないが。本の末期に書かれる認知症が進んで暴力的になった著者の父親の描写とその介護は読んでいて苦しい。著者の場合は比較的家族には恵まれているのが救いであるが、自分の場合は著者程は近隣に頼れる家族や親類縁者の数が少ないのが大いに不安。2020/06/10
がんちゃん
1
相続と介護は他人事ではない。強烈な個性を持つ一家の主ゆえに、認知症が進行するにつれて、そのギャップが息子やその家族たちを慌てさせる。そんな騒動の中で相続と介護についての対処が分かりやすく解説され、とても参考になった。2019/06/06
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