ヒーロー文庫<br> 青雲を駆ける 5

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ヒーロー文庫
青雲を駆ける 5

  • 著者名:肥前文俊/3
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 主婦の友社(書籍)(2019/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784074390106

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内容説明

監禁!? 内通者疑惑!? エイジと弟子たちに命の危機が訪れる! 愛する妻の元に帰ることはできるのか――。

フランコからの要請で、島の東側の村を回ることになったエイジ。
鍛冶師として東の村に道具を作ることが主目的ではあるが、
東の村には、この島を作ったご先祖様が最初に立ち寄った浜があると聞き、
日本に繋がる手掛かりがあるかもしれないと考える。
弟子のピエトロ、ダンテ、レオ、カタリーナを連れて旅立つことになったのだが、
その前日、タニアが嫌な胸騒ぎがすると言って出立を引き留める。
さらには巫女のアデーレまでもがこの旅に不穏な神託を受けたと言い、
エイジは不安を抱えたまま、シエナ村を発つことになった。
まずはナツィオーニの町に行き、ナツィオーニとフランコから目的地を聞く。
今回の派遣は東の村と西の村の関係を取り持つための一環であり、
エイジたちに危険はないと言うのだが――。


肥前 文俊(ヒゼンフミトシ): 大阪府在住。本作でデビュー。

3(サン):イラストレーター。東京都在住。
『烙印の紋章』などのライトノベルのイラストを担当。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
フランコからの要請で、島の東側の村を回ることになったエイジ。この島を作ったご先祖様が最初に立ち寄った浜があると聞き、日本への郷愁の念も抱き始める第五弾。考え方次第で有用にも脅威にもなりうるエイジの危うい立ち位置もあって、状況が見えない一部の暴走からエイジと弟子たちに命の危機が迫る展開でしたが、職人として見せたそのありようや、ギリギリの選択を迫られても最後まで最善を模索しようとするエイジの姿がとても印象的でした。一難去っても悩みが尽きない状況の中で、カタリーナとの距離感の変化も気になるところではありますね。2019/05/28

AKF-ZERO

17
日本への帰還への手がかりを求め、弟子の3人を連れて、まずは領主の元を訪ねようとしたエイジですが、妻のタニアには嫌な予感がすると引き止められ、巫女のアデーレにも良くない信託を受けたので旅に気をつけろと忠告を食らいながらも旅に出た結果、命懸けの逃亡劇をする事態に陥りました。下に恐ろしは女の勘。おっかないですね。これじゃヘタな隠し事もできません。で、エイジさんどうするんです。もうカタリーナはエイジしか目に入らないようですし? あきらめて第二夫人として迎えたほうが、三人の未来には一番いいような気がしますが?2020/08/13

彼方

13
フランコの要請で鉄製品の流出格差を埋めるべく、島の東側を回る事になったエイジ。島を作ったご先祖様の浜があると聞き、故郷を懐かしみつつも体制反対派にスパイの容疑をかけられてしまう第5巻。初めて東側に赴きましたが火種が燻っているようで…反乱分子に技術問題と、キナ臭くなってきて中々しんどい展開に…弟子達を懸命に守ろうと頑張ったりまだまだ甘いながら、段々異世界の価値観に染まってきたエイジの姿は印象的でしたが、ノームのいきすぎた愚かさについては後味悪くて何だかなぁ…緊迫感はありましたけれど…あまりに視野が狭くて…。2019/06/18

leo18

10
島の東の村を弟子たちとともに訪れることとなったエイジ。一行に降りかかる疑惑と命の危機という展開は緊迫感あったが、あまり読み心地の良いものではなかったかな。カタリーナは報われて欲しい。タニアの出番も少なく残念だったけど、ラストのヒキは次巻の期待を高める。2019/06/22

こも 零細企業営業

10
主人公達を反乱が起きそうな東側の村に派遣って領主は何気にエゲツない。反乱する側も暴走してたし酷いわ‥ でも、反乱者以外とは共存出来る事が分かったのも大きいかな?2019/06/07

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