内容説明
古代エジプト美術から現代アートまで。各時代のエポックメイキングなスタイルを取り入れた21匹のネコのイラストと解説で「さっくり」だけれどしっかりアート史がわかります。
ながめてうっとり、読んで納得、アート好き、ネコ好きにはたまらない一冊です! プレゼントにもぴったりです。
目次
この本に登場するネコたち
古代エジプト
ビザンティン
ルネサンス
ロココ
印象派
後期印象派
点描画法
象徴主義
フォーヴィズム
キュビズム
ダダイズム
デ・ステイル
マジックリアリズム
アール・デコ
シュルレアリスム
象徴表現主義
コブラ
ポップアート
ミニマリズム
グラフティ
ヤング・ブリティッシュ・アーティスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
drago @高校野球観戦中。
22
古代エジプト美術から現代アートまで。 各時代のエポックメイキングなスタイルを取り入れた21匹のネコのイラストと解説で、「さっくり」だけれどしっかりアート史がわかります。 ◆…という触れ込みに釣られ、図書館から借りてみたものの、ネコのイラストに全く心を動かされず。 ◆特に、印象派のネコは酷い出来でガッカリ。 ◆値段相応の価値は無いだろう。期待外れ。 ☆☆2020/03/17
夏
20
かわいい猫ちゃんたちが簡潔に教えてくれるアート史。そんなに文字も多くなく、かわいい絵が豊富にあるので、大人も子供も読めるのではないだろうか。ただ、本当にざっくりとしているので、詳しく美術史を学びたい人には不向きである。古代エジプトからヤング・ブリティッシュ・アーティストまでが紹介されている。目次を読むだけでも、近現代のアートの進み具合が速いのがわかる。印象派からヤング・ブリティッシュ・アーティストの時代まで、約100年しか経っていないのは驚きだ。コブラという美術集団のことも知らなかったので、勉強になった。2024/12/09
くさてる
15
それぞれの美術で描かれた猫の紹介本かと思ったら、猫が案内人になって美術史を解説するという内容でした。それぞれの技法で描かれる猫が可愛かったり美しかったり。コンパクトにまとまっていて、眺めているだけでも楽しい本です。2019/12/14
Kazumasa Kawate
11
1日2、3ページだらだら読んで読了。猫みたいに怠惰に読み終える。古代エジプトとかが意外と面白い。へえ、キース・ヘリングって分類的にはグラフィティなんだ。えっと、コブラとかミニマリズムとかは1枚も見たことない。そうそう、日本のアート史も猫に解説して欲しい。でもなぜ猫に教えてもらわにゃならんのか。もしや作者が猫好き?2020/09/24
ganesha
6
古代から現代まで、21の美術の流れに模したネコがざっくり解説してくれるカラフルな一冊。真珠の耳飾りの少女は特定の人物ではなく光の使い方を示したもの、ダダの由来などに感心しつつ読了。カンディンスキーのネコ顔が可愛かった。2023/01/22