内容説明
【ゼロスキル】だからと町から追放されたディッシュ。しかし相棒フェンリルと山で暮らし始めた彼が目覚めたのは、「不味い」が定説の『魔獣グルメ』だった!! 「能無し」から世界で唯一の魔獣料理人へ駆け上がれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
21
誰もがなんらかの「スキル」を持って生まれる世界で、それを一つも持たずに生まれた主人公が、スキルを使わない料理でみんなの胃袋を鷲掴みにする。…この「スキル」を「魔法能力」くらいに理解してないと、「え?料理できるってスキル(技術)じゃないの?」と世界設定に頭を抱えることになる、わたしは抱えた。すげえスキル持ってるじゃん!と思った。なんでこれが認められないのか? さておき、通常は誰も食べようとしない魔獣を、きちんと下処理して相応しい方法で調理することによって、絶品に仕上げる主人公、素敵です。うまそう。 2020/05/30
まんがジジィ
10
料理は💣爆発💣だ〰のお話し。【ゼロスキルの料理人の誕生、エピローグから】竜との出合い鱗もらって竜の満足する料理を作る主人公ディッシュ。ゼロスキルのためならの見事な創意工夫の料理は美味しそうでした。(^^)d2020/04/05
真白優樹
10
とある世界でただ一人、スキルを持たぬ為に街を追放された少年が、魔獣ひしめく山の中で奇想天外な魔獣グルメで人々を魅了する物語。―――何もない、だからこそ見えて作れる味がある。 当然のものがない、故に固定観念が無い。そんな明るく自由な少年が次々と魔獣グルメを生み出していくこの物語。スライムを飴にしたり文字通り骨から出汁を取ったり。そんな珍妙だけど超美味な料理がお腹に直接攻撃してくる、楽しく笑えてお腹が減る、料理ものとして一つの満点を出している物語である。少年が作る新たな料理とは。 次巻も須らく期待である。2019/06/11
ちいたけ
3
ゼロスキルでも生きていけるさ。(^O^)/2020/05/11
ほにょこ
2
★★★☆☆ 色々とツッコミどころはありますが、なかなか楽しいです。みんながなんらかのスキル(魔法のような特殊能力)を持っている世界で、スキルを持たない少年が魔獣料理に目覚める話。転生ものではありませんが、そういう雰囲気はあり。空腹時に読むのは辛い話でした(笑)。2巻も読んでみます。2020/10/06