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内容説明
「福音宣教」を優先課題に掲げる日本のカトリック教会は、1980年代に入った頃から停滞が続いている。本書では、これまでの司教団の公的発言集などをもとに、停滞の原因をつぶさに検証。その結果、浮かび上がってきたのは、「マネジメント」の視点が欠落している司教団の実態だった。司教団の政治的言動は、異なる考えを持つ信徒への「パワーハラスメント」である――。司教団の在り方を、「マネジメント」の視点から考察した一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
6
77歳のカトリック信者の著者が自費出版した(と思われる)本である。 著者は日本のカトリック司教団の言動が政治的で左傾した傾向にあると考えており、「宣教」という本来の務めを怠っていると事例をあげながら批判する。これが中心的な論点だ。 そして、最後に自分を洗礼に導いてくれた神父との出会いを良かったこととして、思い出を語るところで唐突に終わる。 著者の言論に共感できるところはあった。しかし、もう少し、日本のキリスト教界や政治の状況全般や、世界のナショナリズムの問題と教会の関係など、論を深めて欲しかったと感じた。2019/07/25
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